アヌサワリー(戦勝記念塔)の近辺に、かなり高い評判のバミー屋があると聞き来店。
ところが開店時間までまだ1時間あると聞き、『クイッティアオ ルア パヤック』に変更したのは下記の記事です。
https://gekiuma.net/?p=2655
あれからあれよと言う間に数日が経ち、今度こそはとふんどしを締め直して来店しました。
ヴィクトリーモニュメント駅を降り、徒歩で向かえば10分もかからないかも。
2度目となる『パッタカーン ジャッキー』に来店したのは、お昼時を少々外した13時!
狙ってこの時間にしましたから。
それでも客席の8割ほどは埋まっており、私は店頭に儲けられた道路側の席を陣取りました。
店頭ではひたすらバミー麺を湯がく女性の姿。
バミー ヘン(汁無しバミー)かバミー ナーム(汁有りバミー)のどちらを注文するか10秒ほど悩み、まずはスープも味わう必要もあるだろうとナームに決定。
トッピングはすべて搭載!
この美しいバミー ナームの姿をご覧ください。
透明感に富んだスープ、エレガントです!
トッピングされているのはカニの身、豚肉、エビ入りワンタン。
スープは見た目通り主張を控えた味わいで、具材や麺を引き立てる役割を担っている感があります。
どこまでも深い優しさ。
まさに仏のようなバミーと言っていいでしょう!
麺もコシがしっかりしスープとの相性も良く、のちほど店の方に「手製の麺ですか?」と訊いたほど。
さすがに手製ではないようですが、それほどの旨さです。
バミー ナームの次はバミー ヘンであえることは確定済み。
客足が途絶えず、忙しなく動き回る店員を見つめながら、いつ注文しようかとタイミングを見計らいつつ店内を眺めていたら、バミー以外にラートナーを食べている客も多い。
バミー屋でラートナー。
意外な取り合わせだけれども、これほど多くの方が注文しているのだから隅には置けない存在なはず。
とはいえラートナーを食ってしまうと、私の胃袋にバミー ヘンを収容する余地が無くなってしまう。
しかしここはラートナーを食うべきだろうと、私はラートナーに決断。
まさかバミーを食べた後すぐにラートナーを頂くとは思いもよらなかった…。
細麺のセンミーをチョイスしたラートナー。
やはり私の勘は正しかった。
まずあんかけ。
甘過ぎず、しかもどこまでも深い味わいは、私が今まで食べたラートナーで最高の一品であると言い切りたい!
旨いのです!
麺は外側だけがパリッと揚げられており、中はしっとり感を残す“業”をきっちり見せている。
バミーが仏なら、ラートナーは“神”!
「うちは開店して43年。日本人のお客さんもときどき見かけるわよ」
女性店主のジャンタナーさんがそう教えてくれました。
メニューに中国語が表記されているので伺ったところ、Cantonese(広東人)だとのこと。
ラートナーの主役である揚げ麺を、自身の手で一人前分に割りながら話してくれたジャンタナーさん。
「こんな服だけどいい?ちゃんと綺麗に撮ってよ!」
私が撮影をお願いすると、冗談を交えながら快く請けてくださいました。
【SHOP DATA】
「パッタカーン ジャッキー(ราดหน้า จ๊ากกี่)」
TEL:02-245-0849
OPEN:11:00-15:00
ADDRESS:1 / 35-36 Soi th 7 th Street, Phayathai, Bangkok 10400, Bangkok.
PRICE:バミー(全部乗せ)138B、ラートナームー110B