2022年3月:記事の内容を更新しました。
あまり知られていない料理の一つかもしれませんが、カオムーデーンというタイ料理があります。
この料理自体は華僑がタイに持ち込んだものなのでタイ中華のジャンルになるわけですが、ムーデーンという焼豚をご飯に乗せとろりとした甘いソースをかけた一品です。
ムーデーン自体、バミー麺などのトッピングで使われることが多いので食べたことがある人も少なくないでしょう。
ところが、カオムーデーンってカオマンガイやカオカームーなどに比べると、それほど見かけない。
そんなカオムーデーンですが、もっとたくさんの方々に知ってもらいたく、バンコクでかなり有名な店を紹介したく、2015年に執筆した記事を2022年3月に更新しようと思いたったのでございます!
そのお店とはカオムーデーン専門店『ターニー』というお店です。
目次
昼時は満席に!カオムーデーンの名店「ターニー」
『ターニー』の立地場所は、BTSアーリー駅が最寄り。
駅を降りて南へ200メートルほどの場所で営業しています。
僕はひさびさに『ターニー』へ来店したのですが、昼時だったためどんぴしゃ繁忙時間帯でした。
周辺で働いている方々がどどっと集い、店内はほぼ満席で持ち帰りで並んでいる人までいるほどです。
それほどタイ人の間では『ターニー』はカオムーデーンで知られた名店で、創業50年近い年数が経っている老舗店でもあります。
ムーグローブ(カリカリ豚)もトッピングしたカオムーデーン
僕がオーダーしたのは、カリカリ豚のムーグローブもトッピングしたカオムーデーン。
それとガオラオの2品です。
オーダーは注文用紙に書いて渡すのがルールになっていますが、口頭で伝えても問題ありません。
僕が注文したものをタイ語にすると「カオムーデーン+グローブ」になります。
ムーデーンはローストが素晴らしく、香りも楽しめる逸品!
ムーグローブのカリカリ感もたまらなく良くて、カリカリ豚好きとしては大満足です。
『ターニー』にはカオムーデーンのほかに僕が注文したガオラオやクイッティアオなどもあり、タイ人はそういった麺メニューを選んでいる人もいました。
ランチに使う人が多いので、そういったメニューの需要があるのかもしれません。
僕がオーダーしたガオラオはといえば、スープ自体は特筆するほどでもないのですが、ルークチンが秀逸でした。
今でも店主が腕を振るっている『ターニー』
『ターニー』は創業して50年ほど。老舗の部類に入りますが、それだけの歴史を重ねることができたのも、現店主のこだわりがあったからこそでしょう。
だいぶご高齢になられましたが、いまでも店頭で包丁を握っている姿を見ることができます。
その姿たるや職人です。
すでに後継の方はいるのかもしれませんが、これからも店主が包丁を握っているの元気な姿を見せてもらいたいと切に思います。
カオムーデーンの名店『ターニー』を動画で紹介しています
私個人のインスタアカウントで、『ターニー』を動画でアップしました。こちらも併せてご覧いただき、お店の雰囲気を感じてください。
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お店情報
ターニー/ธานี
TEL:089-456-4455,02-278-3987
OPEN:08:00-16:00(基本無休)