※本文は2015年の訪問記です。掲載したサイアムスクエア店はGoogleマップでは閉業表記です。下の地図は旧店舗の場所です。
いまどきの小学生は知りませんが、私が小学生だったころ、母親が作ってくれたシチューだけに留まらず、給食であっても大好物でした。
シチューといえばパンと共に食べるのが一般的ですが、私は白ご飯。
飯にシチューをぶっかけて“シチュー丼”にしてかき込む。
もはやシチューから立ち昇る西欧の薫りは無く、ほぼ和食と化してしまうわけですが、ホワイトシチューであれビーフシチューであれパンを相棒には選ばず、ぶっかけ飯にしてがつがつとかき込むことに快感を感じていました。
昔話から始まったのには理由があり、サイアムスクエア(SIAM SQUARE)内にあるクイッティアオ屋が原因です。
2種類のクイッティアオとも食す!
「ROD DEE DET -SIAM SQUARE-」はクイッティアオをメインメニューに据えている創業して50年を超える老舗。
クイッティアオは2種類あり、牛肉入りのクイッティアオ ヌア。
そしてもう1品、クリアースープのクイッティアオ ナムサイ。
クイッティアオ ヌアは塩味が効いたスープで、トッピングされている柔らかな牛肉に思わず笑みが。
店員がお薦めしてくれたこちらのクイッティアオも旨いのですが、私がお気に入りなのはクイッティアオ ナムサイです。
ほくほくの大根がトッピングの主役かに見える印象的なクイッティアオ。
スープが非常に優しい。
私、基本的にそこらのクイッティアオ屋でトッピングされるルークチンはあまりに安っぽくて好きではないのですが、ここのルークチンはいい!
ただ気になったのが注文時に「センレック(中麺)」と伝えたのに、出てきたのが「センヤイ(太麺)」だったこと…。
自分のタイ語がまだまだなのかと自省させられました。
さて、冒頭でシチューのことを書いたのは、「ROD DEE DET -SIAM SQUARE-」でクイッティアオと同等にメインに据える一品を食べたとき思い出したからです。
クイッティアオ屋にセンレックがない!?
それはカオナーガイ。
白ご飯の上に、たっぷりととろみが効いたスープにほろほろになるまで煮込まれた鶏肉をぶっかけたタイ料理です。
周囲のタイ人客を観察したところ、クイッティアオとカオナーガイの注文数は拮抗しており、2品ともオーダーしている客もいるほど。
カオナーガイっていう奴はなんというか、タイ料理っぽくない。
辛くもないし酸っぱくもない。
“アジアのシチュー”とでも表現すればいいでしょうか。
だからか、これを食べると、ご飯の上にシチューをぶっかけていた小学生のころを思い出してしまうんです。
このお店にはカオナーガイだけではなく、牛肉バージョンのカオナーヌア(?)もアリ。
今回はいただけませんでしたが、これぞ“タイのビーフシチュー”でしょう。
現在のオーナーはこのお店を立ち上げたガンヤーさん。
いまでも現役で、クイッティアオをご自身で作っています。
そしてお店を切り盛りしているのはご子息のジョーさんです。
私が店内を撮影していて1つ気になったことがあったのでジョーさんに伺ってみました。
「ショーケースの中を見るとセンヤイとセンミーしかないですね」
「そう、うちの店にはセンレックはないんです」
なーるほど!
私が注文時にセンレックと言ってセンヤイが出てきたのは、はなからこの店にはセンレックが無かったってことだったのか。
| 店名 | ロット ディー デット サイアムスクエア / รสดีเด็ด สยามสแควร์ |
| 営業時間 | Googleマップでは閉業表記 |
| 定休日 | —(旧店舗) |
| Googleマップ | https://www.google.com/maps/place/Rod+Dee+Ded/@13.7443888,100.5315287,877m/data=!3m2!1e3!4b1!4m6!3m5!1s0x30e29ed2ec4d8ad3:0xaf163b74cadf900a!8m2!3d13.7443888!4d100.5315287!16s%2Fg%2F1pv004zmk?authuser=0&hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MTAwNy4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D |
※2026年10月10日確認












