9月19日付けの記事で取り上げた「ジュブジュブカオマンガイ」のすぐ近くに、創業30年以上のカオマンガイ屋があったんです。
「ジュブジュブカオマンガイ」を取材したあとに知ったんですが…。
30年以上もの歴史があるなら人気店なんじゃないだろうか。
いろいろと調べてみたところ、やはり有名店のようでした。
BTSアーリー駅徒歩1分のところにある「Ruan Sang(ルアンセン)」です。
ガイヤーンとのミックスカオマンガイ登場!
入店すると女性スタッフが鶏をさばいていました。
着席し注文しようとその女性を見ると、とびっきりの笑顔。
日本では当たり前のことですが、タイの飲食店でスタッフがこれほどの笑顔を見せてくれるのは希有なことなので、ひょっとしたら「スマイル10バーツ」とか言って金でも取られるんじゃないか。
それとも私が男前なので自然と笑みになったのか。
間違いなく後者でしょう。
鶏をさばいているすぐ前に、ガイトー(鶏のから揚げ)とガイヤーン(タイの焼き鳥)が並んでいます。
カオマンガイの店でガイヤーンが並んでいるのは珍しい。
カオマンガイとともにガイヤーンもオーダーしてみました。
私はてっきり別皿で提供されるんかと思っていたところ、運ばれてきたカオマンガイを見てビックリ。
カオマンガイの上にガイヤーンもトッピングされ、ミックスカオマンガイに!
いままで何店舗ものカオマンガイ屋へ足を運んできましたが、ガイヤーンとのコラボカオマンガイは初です。
これは新しい。
「ルアンセン」でしか食べられないカオマンガイかもしれません。
満面の笑みの意味とは…
ご飯はほんのりと塩味が効いていて、チム(付けダレ)はあっさり甘め。
茹で鶏と焼き鳥という初めてのコンビネーションにすっかり虜になりました。
他店も真似してみてはどうでしょう。
タイ人はこのブログ読んでないでしょうが…。
カオマンガイのお供に選んだのは、定番のマラスープです。
蒸し器には他のスープも並べられていて、よりどりみどり。
「ルアンセン」には他にアヒルのクイッティアオもあり、タイ人によってはカオマンガイよりこのクイッティアオを気に入っている客もいるようです。
さて、入店早々に満面の笑みを見せてくれたこちらの女性スタッフ。
店主ではなくスタッフだそうです。
創業して30年の「ルアンセン」でこの女性は10年以上鶏をさばいているプロフェッショナル。
私の容姿にすっかり虜になったのは間違いないであろうから、名前を聞いたところ
「マイ ボーク(言わない)」
と呆気なく断られ沈没。
虜になったと思っていたのは甚だしい勘違いだったようです。
【SHOP DATA】
「ルアンセン(ข้าวมันไก่รุ่งแสง)」
TEL:02-278-1271,081-930-1508
OPEN:07:00-18:00(平日) 07:00-15:00(土日)
ADDRESS:1231 Phahonyothin Rd, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok 10400
PRICE:カオマンガイ(1種盛り)45B、(2種盛り)55B、マラスープ45B