BTSプラカノン駅からスクンビット通りを東へ、歩くこと5分ほど。
スクンビット・ソイ48に入って右手に見えるのが、カオパット専門店『プートン(ปูทอง)』です。
"黄金のカニ"という店名のとおり、カニ入りカオパット(カオパットプー)をメインメニューに据え、持ち帰り専門店として営業しています。
カオパットプーは、S(120バーツ)、M(180バーツ)、XL(300バーツ)の3サイズからチョイス。
なぜLサイズが無いのかは分かりませんが、注文すればひょっとすれば作ってくれるのかもしれません。
持ち帰り専門店ではありますが、リクエストすればここで食事することも可能なようです。
屋台式の店舗の前面に小さなカウンターがありますが、テーブル面積がかなり小さいことを鑑みると、ここはデリバリーの方々が座って待つ場所なんだろうと思います。
私は今回、取材でアポイントを入れていましたので、折りたたみ式のテーブルをご用意いただきました!
2019年に創業したカオパット専門店【プートン】
来店する前はてっきり男性が鍋を振っている店かと思っていたのですが、店主は女性のミウさん。
フライパンをがつがつ振っているイメージがまったく想像できない、お美しい女性です。
「うちが創業したのは2019年なので、5年ほどですね」
5年も前からプラカノンのこの場所で、カニ入りカオパット専門店が営業していたなんて、まったく知りませんでした。
当初、取材時間を午前11時で提案したのですが、その時間帯は忙しいとのことで13時30分に。
アシスタントが1人いるものの鍋を振るのは彼女だけなので、ランチタイム前の取材は厳しかったようです。
つまりそれだけデリバリーの注文が入るということでしょう。
1人だとSサイズが妥当かと思ったのですが、せっかくのカニ入りカオパットなのでMサイズを選択。
追加トッピングで目玉焼き(10バーツ)も忘れません。
カニたっぷりカオパット登場!
ミウさんがフライパンを操り、手早く炒めたカオパットがこちら。
パラパラ度70%ほどで、カニがたっぷり入っているのはMサイズだからこそ。
立ち昇る湯気からはカニの風味が香り、脳の奥深くにある食欲中枢のスイッチが入りました。
2種類の調味料も添えられ、ひとつはナムプラーに唐辛子やニンニクを漬け込んだもので、もうひとつは緑色のシーフードソースです。
カオパット自体の味付けがそれほど強くないので、これらを好みでかければもう止まらない。
私好みだったのはシーフードソース。
ピリッとした酸味がカニにも合うし、味変によってカオパットの風味を引き締め、Mサイズとはいえ1人で軽く平らげてしまいました。
『プートン』には他に、カニ入りガパオライスやカニ入りオムライスといった魅惑的なメニューも有り。
プラカノン界隈に住んでいるなら頻繁にデリバリー注文しているだろうなぁ。
取材中、ずっと気になっていたのは屋台前に貼ってある「撮影禁止」のステッカーです。
私はアポを入れていたから撮影できたけど、突然来ていたら撮影はNG?
「たまにスマホを持った手をフライパンの近くまで伸ばして撮影する人がいるので、そのステッカーを貼ったんです。ふつうに撮影するのでしたら構わないですよ」
ごちそうさまでした!
店名 | プートン/ปูทอง ข้าวผัดปู ซอยสุขุมวิท 48 |
営業時間 | 10:30-18:00 |
定休日 | 水・木曜日 |
Google Map | https://maps.app.goo.gl/hGmKbeXR71wDxqYo7 |