バンコクのMKレストランで食事をしたことがあれば、目にしたことがあるでしょう。
緑色のバミー麺です。
タイ語でバミーヨック(บะหมี่หยก)というこの麺は、日本では翡翠麺と呼ばれています。
日本の翡翠麺はほうれん草を練り込んでいるそうですが、バミーヨックはパンダナスの葉(バイトゥーイ/ใบเตย)を使用。
ふつうのバミー麺よりも若干柔らかめなのが特徴です。
バミーヨックはバミー麺の一種ではありますが、バミー専門店でもほとんど見ることがございません。
MKやスキー鍋屋、ムーガタ鍋屋といった鍋料理がある店でよく見るような気がします。
このバミーヨックは、鍋屋以外ならどこへ行けば食べられるのか…。
わたくしが抱いていた積年の疑問でありましたが、ついに解決するときが来ました。
店名にバミーヨックを練り込んだ、いや冠した食堂が見つかったのです。
ペットヤーンとムーグローブを乗せたバミーヨック
わたくしが発見したバミーヨックを置く食堂とは、プラカノン通りにある『クロンタンバミーヨック』。
BTSプラカノン駅から2kmほどあり歩くと20分以上はかかるので、プラカノン郵便局の横で待機しているバイタクを使うほうがよいでしょう。
店名にバミーヨックを冠していますが、ペットヤーンやムーグローブがウリのお店のようです。
わたくしはどちらも大好物なので、バミーヨックにこの2つをトッピング。
スープを入れないバミーヘンにいたしました。
そして出てきたのがコチラ。
美しい緑色に染められた翡翠麺でございます。
どろっとした甘いタレが付いてくるのでこれをかけ、さらに酢を加えて味調整。
麺の食感が柔らかく、そしてほんのりフワッとバイトゥーイの香りが鼻腔に届く。
ほどよい肉の弾力感があるペットヤーン、そしてカリカリに富んだムーグローブがバミーヨックと合うんだなぁ。
バミーヨックとペットヤーンの関係性
食べている途中で気づきました。
バミーヨックは"ペットヤーン"と合わせることが多い!
MKレストランもペットヤーンをウリにしているし、先日取材で訪れた『トーペットヤーン』にもバミーヨックがありました。
そして『クロンタンバミーヨック』にもペットヤーンがある。
これはまだ推論の段階ですので、バミーヨックとペットヤーンの関係性について今後も探求してまいる所存です。
『クロンタンバミーヨック』には翡翠麺だけではなく、ふつうのバミー麺もあります。
こちらも食べてみましたが、細麺でありながら食感がしっかりしていて旨い!
お腹に余裕があるようでしたら、どちらも食べてみることをおすすめいたします。
店名 | クロンタンバミーヨック/คลองตัน บะหมี่หยก |
営業時間 | 06:00-05:00 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://goo.gl/maps/RBDGqiSR5KXRWTEv5 |