チェンマイで人気の【カオソーイ】という日本風の店舗

ひさしぶりにチェンマイへ旅することにしました。
前回いつチェンマイに行ったのか思い出してみると、イーペン祭り開催に合わせた2020年です。
コロナの影響で開催が中止されるかもしれない状況でしたが、2日間の予定が1日だけに変更になり無事開催。
主催者の発表では2000人が来場したそうです。
2021年のイーペン祭りは開催が中止されたこともあり、1年半ぶりのチェンマイとなりました。

チェンマイでの食といえば「カオソーイ」を挙げる方も多いと思いますが、僕はといえば2019年にカオソーイを９店舗巡り記事にしています。

これだけ食べ巡ったこともあり、今回のチェンマイ旅ではカオソーイ店を食べまくることはしないでおこうと決意しておりましたが、1店舗だけ気になっていた店がありました。
店名はずばり『カオソーイ』です！

日本をイメージした店舗の『カオソーイ』

店名がカタカナで表記されています

チェンマイに着くやホテルにチェックイン。
スーツケースなどの荷物を部屋へ置いて、すぐさまGrabバイクに乗りこの『カオソーイ』へと向かいました。
カタカナで『カオソーイ』と表記されたこちらのお店、日本風の店づくりを意識していて、若いタイ人たちに人気を博しているといいます。
事実、到着して店舗に足を踏み入れると和風造りの店内にはタイ人でほぼ満席！
平日の、しかもランチタイムを過ぎている時間帯にも関わらず、これだけ賑わっているのは評判になっている証左でしょう。

店づくりもこだわった『カオソーイ』

小さなテーブル席に腰を下ろして、メニューに並ぶ料理名に目をやりました。
定番の鶏肉のカオソーイなどをはじめ、カオソーイパットヘンという炒めたカオソーイまで並んでいる。
これは1品だけでは帰れまい。
僕は2品のカオソーイを選んだのでございます。

カオソーイセンソットホイシェル／ข้าวซอยเส้นสดหอยเชลล์

カオソーイセンソットホイシェル／ข้าวซอยเส้นสดหอยเชลล์

1品目はホタテ入り生麺カオソーイ。
カオソーイにホタテを入れるという奇策に魅入られ選びました。
木製のトレーで運ばれてきたカオソーイは、丼の他に5つの器がラインナップ。
揚げ麺やマナオ、ホムデーンなどがそれぞれの器が与えられているのですが、それらの中にココナッツミルクも鎮座しています。

カオソーイのスープは濃厚派。
とはいえしつこくなく、甘さもそれほどで、スパイスがしっかりと効いています。
特筆すべきはセンソット（生麺）でしょう。
自家製麺でしかも生麺だけに他店との差別化が図られていて、それにとろりとしたスープが絡んでくるのだからたまらん！
存在感あるホタテが３つも入っていて贅沢な一杯です。

カオソーイパットヘンガイトゥン／ข้าวซอยผัดแห้งไก่ตุ๋น

カオソーイパットヘンガイトゥン／ข้าวซอยผัดแห้งไก่ตุ๋น

カオソーイを炒め、焼き色をつけた鶏肉を添えた一皿です。
本来は右側にあるカレー風味のタレをかけていただくのが流儀でございますが、僕はそれを知らずそのまんま食べてしまいました。
このタレをかけなければ、まるっきり焼きそばです。
必ずタレをかけていただきましょう。
カレー風味のタレをかけた炒めカオソーイってのは他では食べたことがなく、初体験。
とはいえ唸るほどの感動が押し寄せたかというとそうでもないので、2品がきついようでしたらカオソーイ一択でいいと思います。

『カオソーイ』の全メニュー

カオソーイのメニューは大きくわけてスープ有りと、炒めたカオソーイの２つです。
それぞれにトッピングの具材がいろいろと用意されているので、以下のカタカナ付きメニューを参考にして選んでください。

インスタ映えも手伝って人気の『カオソーイ』

こだわりのカオソーイを提供しているうえ、店舗を和風に仕上げインスタ映えすることもあり、タイ人にはかなり人気のようです。
ただ立地場所は旧市街地から離れているので、タクシーやGrab、レンタルバイクなどを利用しなければならず、その点がハードル高め。
歩くことが苦でないようでしたら、小一時間ほどで行けるかも。