チェンマイ旧市街地には、実に多くの飲食店がひしめいています。
オシャレなカフェから、地元密着型のローカル食堂まで、その顔ぶれは実に多彩。
それほどの激戦区でありながら、私はこれまで旧市街地のタイ料理店を、あまり積極的に巡ってきませんでした。
おそらく「旅行者向けエリア」という先入観が、どこかにあったのだと思います。
とはいえ、チェンマイを代表するエリアであることは間違いない。
自分の好き嫌いだけで避け続けるのも、さすがにどうなのか。
そう思い直し、今回からチェンマイ旧市街地を腰を据えて巡ってみることにしました。
その第一弾として来店したのが、『カオソーイ・アーラック』です。
ひっそりと営むものの大繁盛【カオソーイ・アーラック】
私はこれまで、チェンマイのカオソーイ店をいくつも巡ってきました。
数年前には「チェンマイでカオソーイ三昧!名店9店舗を食べ歩く」という記事を書いたほどです。
それ以外にも何軒か食べ歩いてきたため、
「旧市街地で、まだ未訪問のカオソーイ専門店はもうないだろう」
そんなふうに思っていたのですが、きっちりありました!
それがこの『カオソーイ・アーラック』です。

ド派手な垂れ幕とは裏腹に、店構え自体は意外なほど控えめ。
てっきりローカルタイ人御用達のカオソーイ店かと思いきや、店内を見渡すとタイ人だけではなく欧米人客などの観光客も多い。

外国人向けに英語メニューも用意されており、観光客にもきちんと開かれた店であることが分かります。

カオソーイは、鶏肉・豚肉・牛肉の3種類。
私が選んだのは、もちろん王道の「鶏肉カオソーイ」です。
1杯50バーツの激安カオソーイ!
気の良いおじさん店主が運んできてくれたカオソーイ。
丼は小さめですが、これが1杯50バーツ!

旧市街地という、観光客の多いエリアでこの値段は、正直かなりの衝撃です。
とはいえ、安いからといって手を抜いているわけではありません。
スープはまろやかで、辛さは控えめ。
鶏肉は箸を入れると、ほろりと崩れるほど柔らかい。


外国人客だけではなく、タイ人客が訪れているのも頷ける一杯です。
量はやや少なめなので、「チェンマイでいろいろ食べ歩きたい」という人にとっては、このボリューム感もむしろありがたいところ。
食後、終始ニコニコと優しげな笑みを浮かべていた店主に、少し話を聞いてみました。
「うちの店は創業して30年近くなるね。カオソーイだけじゃなくクイッティアオもあるんだよ」
店頭には、センレックなどクイッティアオの麺が並んでいました。

物価が上がりつつある今のご時世に、1杯50バーツでカオソーイを提供する『カオソーイ・アーラック』。
これからも、たくさんのカオソーイ好きに愛され続けてほしい、そんな一軒です。
| 店名 | カオソーイ・アーラック(ข้าวซอยอารักษ์) |
| 営業時間 | 10:30-16:00 |
| 定休日 | 土曜日・日曜日 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/wFkhKUsQcWm1oAKx5 |


