創業40年！地元民で賑わう牛肉＆豚煮込みクイッティアオ食堂

本ブログで紹介するお店を探す手段としてよく使うのはGoogleマップです。
皆さんも同じようにGoogleマップで探している方も多いと思うのですが、それと同じくらい大事にしているのが 「足で探す」 という原始的な方法です。

早朝のウォーキング中や、バイクで移動しているときにふと目に入る“気になる店”。
外観の雰囲気や、店先に集まるお客さんの数。
こういった店は、実際にその場を通らなければ出会えない——まさに“足”が頼りの宝探しです。

Google マップのレビューが多い店は、旅行者が投稿したものや、SNSでバズった店が中心。
一方、地元の人に愛されている小さな食堂は、レビュー数が少なくても本当に美味しいことがよくあります。

今回紹介する店もまさにそのパターン。
早朝のウォーキング中に偶然見つけ、その後ランチタイムに再び店の前を通りかかったとき、満席の店内と手を止めない店主のおばちゃんの姿に「これは絶対うまい店だ」と確信したのでした。

創業40年！牛煮込みと豚煮込みを揃えるクイッティアオ屋

店名は『ジョー クイッティアオヌアトゥン ムートゥン ナムトック（โจ้ก๋วยเตี๋ยวหมูตุ๋นเนื้อตุ๋นน้ำตก）』。
ディンデーン地区にあるのですが、この辺りに住んでいなければ、到底行こうと思えない立地ですw

私は朝のウォーキングでここを通りかかったのが初。
その後、昼時にバイクで通りかかった際に満席になっていた店内を見て、来店を決意いたしました。

そして後日、昼時にバイクで通りかかるとまさかの満席。
テイクアウトのお客さんまで列を作っている光景を見て、ついに入店を決めました。

２つ並んだ鍋には、牛肉と豚肉が煮込まれていて、どっちも美味そう。

「クイッティアオにする？ガオラオにする？」

そうおばちゃんに言われ、私は牛煮込みのガオラオにしました。

まず驚いたのは、しっかり味が染みた牛煮込みの濃厚さ。
スープは中華ハーブを使った深みのある味わいで、香りの立ち方がほかとは違う。

ひと口飲んだ瞬間、
「これは名店だ…」
と内心で叫んでしまったほど。

地元客がひっきりなしに訪れる理由が、この一杯で理解できました。

後日改めて行き、今度は豚煮込みをママー麺でいただきました。

こちらも優しい甘みがあり美味しいのですが、私のおすすめはやはり牛煮込み。

煮込みのコク、スープの香り、全体のバランス。
総合点で牛が頭ひとつ抜けています。

食後におばちゃんと話してみると、外国人客が珍しいのか、嬉しそうにいろんな話をしてくれました。

「どれくらいやってるかって？ …長いよ、40年ぐらいだね」

そう言って笑う姿がとても印象的。
なんと 定休日なしで営業しているとのこと。

おばちゃんの鍋から立ち上る湯気に、40年間の積み重ねが詰まっているようでした。

全メニューを紹介します

こちらのお店には、クイッティアオやガオラオの他、牛煮込みや豚煮込みをご飯に乗っけるメニューもあり。
麺やセンミーやセンレック、ウンセン、バミー、ヤムヤム（ママー麺）などが揃っています。

麺類：
クイッティアオヌアトゥン タマダー ／ ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋น ธรรมดา
クイッティアオヌアトゥン ピセー ／ ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋น พิเศษ
ウンセン タマダー ／ วุ้นเส้น ธรรมดา
ウンセン ピセー ／ วุ้นเส้น พิเศษ
バミー タマダー ／ บะหมี่ ธรรมดา
バミー ソングゴーン ／ บะหมี่ 2 ก้อน
センヤムヤム タマダー ／ เส้นยำยำ ธรรมดา
センヤムヤム ソングゴーン ／ เส้นยำยำ 2 ก้อน
ガオラオ タマダー ／ เกาเหลา ธรรมดา
ガオラオ ピセー ／ เกาเหลา พิเศษ

ご飯類：
カオナーヌア タマダー ／ ข้าวหน้าเนื้อ ธรรมดา
カオナーヌア ピセー ／ ข้าวหน้าเนื้อ พิเศษ
カオナームー タマダー ／ ข้าวหน้าหมูธรรมดา
カオナームー ピセー ／ ข้าวหน้าหมูพิเศษ
カオプラオ チャンラ ／ ข้าวเปล่าจานละ

トッピング・サイド：
ルークチンヌア ハールック ／ ลูกชิ้นเนื้อ 5 ลูก
ルークチンムー シールック ／ ลูกชิ้นหมู 4 ลูก
ルークチンヌア・エン ハールック ／ ลูกชิ้นเนื้อ - เอ็น 5 ลูก
ケープムー ホーラ ／ แคปหมูห่อละ
ギアオ ／ เกี๊ยว
プリックパン クアエーン ／ พริกปั่นคั่วเอง
プリックパオペット ／ พริกเผาเผ็ด