ご存知の方も多いでしょうが、「激旨!タイ食堂」はTwitterアカウントもありまして、ときおりつらつらとツイートを眺めております。
あっ、もしまだフォローしておられないという方は、ぜひフォローのほどよろしくどうぞ。
@gekiuma_bkk
です。
いつものようにツイートをしゃっしゃっと眺めていたら、
「サパーンクワーイの牛煮込み屋」
という気になるツイート発見。
一度お食事したことがある、ガォさんのツイートでした。
ブログ「バンコクガォ!」を運営されている方で、ご自身がタイ料理屋で働いていたこともありタイ料理への造詣が深く、ブログを通じていろいろと教えていただくこともあります。
旨いガオラオを求めてサパーンクワイへ!
記事を読むとBTSサパーンクワイ駅から徒歩5分ほどの距離にあるクイッティアオ&ガオラオのお店のよう。
引用リツイートで「行ってみたい!」とつぶやいたところ、これに反応した方がおられました。
渡辺のり子女史です。
彼女はタイだけではなく東南アジアの麺料理に精通しているツワモノで、以前サパーンクワイ界わいに住んでいたころに、10年もこの店に通ったというではありませんか!
しかも「沁みる美味しさですよ!」という絶賛コメント。
そりゃ行かなきゃいかん。
引用リツイートした翌々日にはサパーンクワイへと向かったわけであります。
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ほぼ満席の『ワッタナー3(วัฒนา 3)』
ガォさんが紹介していた『ワッタナー3(วัฒนา 3)』は、BTSサパーンクワイ駅を降りて南下。
ブログでも取り上げたことのある有名なカオマンガイ屋『シールアンポーチャナー』を通り過ぎ、さらに南へ下ったところにあります。
ちょうど向かい側に『Big-C』があるあたりです。
私が来店したのは祝日(4月6日)の昼どき。
細長い店内のほとんどの客席は埋まっている盛況っぷりです。
滋味深いガオラオのスープに癒される
私はガオラオ(麺のないクイッティアオ)の全部乗せをオーダー。
煮込まれた牛肉のほかモヤシやニラが入ったガオラオからは、旨そうな薫りが立ちのぼり鼻孔をくすぐってくれる。
レンゲでスープをすくい一口いただくと、ふわぁ〜。
濃いめながらしつこくないスープは、内臓を癒してくれる優しい味。そして白ご飯は必須です。
ご飯に合う柔らかな牛肉も旨い。
奇をてらっておらずオーソドックスな味わいながら、後に残るスープ。
食べ終わってしまうと名残惜しくなってしまい、追加でクイッティアオを注文しました!(笑)
クイッティアオのトッピングは牛肉だけに絞りオーダー。
ここのスープはじわじわと押し寄せてくる旨さなんですよ。
入店したころよりもさらに忙しくなってきましたが、満足してそのまま帰るわけにもいかないもんですから、せっせと調理する厨房内の女性に話しかけてみました。
「創業? 20年前? 22年になるかな」
まったく笑顔を見せずご回答いただいた彼女が『ワッタナー3』の店主だそうです。
『ワッタナー3』の3の意味とは…
話しかけづらいオーラーをむんむんと放っておりますが、300店舗近いタイ飯屋を取材してきた私は、そんなオーラに負けてられません。
「お店の名刺はありますか?」
「ないよ」
「じゃあ、お電話番号を聞いてもいいですか?」
「電話番号はないよ」
無い無いシックスティーン!
これ、シブがき隊が1982年にリリースした「NAI・NAI 16」っていう曲をもじってます。
名刺もない、電話番号もないと無表情で答えられても攻めます!
「『ワッタナー3』の3はどういった意味があるんですか?」
この質問をぶつけたときです。
店主、微笑みました(笑)
なんか意味があるようで照れ臭そうにタイ語でおっしゃっていましたが、私のタイ語力では理解できず…。
残念。
ガォさん、今度訊いてみてください!
【SHOP DATA】
「ワッタナー3(วัฒนา 3)」
TEL:なし
OPEN:10:00-17:00(基本無休、ソンクランは休み)
ADDRESS:1497 Phahonyothin Rd, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok 10400
PRICE:ガオラオ60B、クイッティアオ50B