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読者の方から届いた一通のメールがきっかけで
私がこの場で何度も、飽きることなく
「ガイトート(タイ版鶏のから揚げ)が好きだ!」
と再三再四にわたって書いておりましたところ、読者の方から以下のメールをお送りいただきました。
ガイトー店情報です。
はじめまして! ●●と申します。
(中略)
その店とはスクンビットsoi20にあります「トンリー(同利)」。
表面の皮はどこまでもパリパリ、
しかしその中に鎮座する鶏肉はしっとり柔らか、食感も軽く、
ハッと気づくともう一羽オーダーしている悪魔のガイトーです。飼い犬が常時ダラーっと横たわる小ぢんまりとした店内も落ち着きます。
もしまだ未食であれば、ご一緒しませんか?
なんて、案内にかこつけつつ自分が行きたいだけだったりも…
スクンビット・ソイ20…。
何があるのかすら思い付かないソイです。
何があったからしらん。
Googleマップで見てみると、ドイツ料理店『ベイオットー』があるソイだということが分かりましたが、『ベイオットー』へ行く以外、ソイ20を訪れたことが無い…。
スクンビットのど真ん中でありながら、未知なるソイです。
木々に囲まれているスクンビット・ソイ20の【トンリー(Tong Lee)】
「早めに着いたら先にビールを飲んでおいてください」
Uさんからもらっていた言葉にかこつけ、待ち合わせ時間より10分早い16時50分に到着。
お店の外観は植木の葉でかなり隠れていて、知っていないと発見困難な様相を呈しています。
店内はこじんまりとしていて、席数は5席。
店内を見渡したところ、まだUさんはいらっしゃらない様子です。
「シンハービールちょうだい!」
威勢よくスタッフのおばちゃんに申し上げ候!
すると意外な返答が…。
「アルコールは17時以降にならないと売れないのよ」
その法律、知ってますけど!!
17時になりUさんが登場したところで乾杯。
会ってみて分かったのですが、私はUさんが男性か女性かも分からずお会いしていたんですね。はい。
男性でも女性でもどちらでも構わないんですが。
さてさて、オーダーしたのか以下の3品です。
ヤムヘッドソッド(キノコのサラダ)
キノコとオニオンのヤム(サラダ)だなんてシャレオツ!
酸味がほどよくオススメです。
¥ヤムヘッドソッド
タップ トート(レバーの揚げ物)
臭みは一切なく、ニンニクの薫りとともに味付けされたレバーは、ビールを飲む量を増進させる恐ろしい一品!
ムーパッドガピ(豚肉のガピ炒め)
私が大好きなガピ(おきあみの発酵調味料)を使った豚肉の炒め物。
レモングラスやプリックチーファー(あまり辛くない唐辛子)、トマトと一緒に炒められています。
ほんのりとガピが香り、レモングラスの風味が効いていて、ご飯やビールがヤバいぐらい進む一品です。
そして登場!悪魔のガイトート!!
主役のガイトート。
一口目を噛んだ瞬間、「パリッ!」というカタカナが目の前に現れました。
それほどパリパリ感に富んだガイトート。
ビールが止まらなくなってしまい、どこか病院へ駆け込んだほうがいいのかと心配したぐらい。
Uさんが「悪魔のガイトート」と名付けた理由が分かりました。
店主であろう白髪まじりの中年男性は犬の散歩に行ったり忙しなく出入りしているので、賄いを食べていた女性たちにお話しを聞くことに。
「創業? この場所では28年ぐらいだけどトータルで60年かな」
聞くと、オープン当初はスクンビット ソイ40で営業。その後ソイ12に移転し、さらにそこからソイ20に移ったと言います。
店内には日本語で紹介された記事も掲げられていました。
さすがスクンビットど真ん中の激旨ガイトー店。
いままで知らなかったことを悔やみます…。
ほどなくして店主が帰宅。
写真を獲らせて欲しいとお願いすると
「勘弁してよ〜」
と苦笑い。
恥ずかしいようで撮影は叶いませんでした。
ということで飼い犬のピーポー(オス)だけを撮影させてもらうことに。
スクンビット・ソイ20「トンリー」のメニュー
食事しているとインド人が来店するなど、場所柄英語圏の方々もたくさん来店するのでしょう。
メニューはタイ語表記の他に英語表記もありますよ。
スクンビット・ソイ20の「トンリー」はYouTubeでも公開しています
今回取り上げたスクンビット・ソイ20にある、ガイトートが旨い『トンリー』をYouTubeでも紹介しています。
僕のチャンネル「NISHIO TRAVEL」にて公開していますので、そちらもぜひご覧いただきチャンネル登録もお願いします!
お店情報
トンリー/ท่งหลี
TEL:02-258-1983,02-259-4649
OPEN:9:00-19:20(第3土曜日と日曜日休み)
PRICE:ガイトート140B、タップ トー90B、ヤム ヘッド ソッド90B