昨年の2016年、私が記事のために来店したタイ料理店は200軒以上におよびます。
200軒の店で1品しか食べないことは少ないので、料理の数は店舗の倍はあるとして400食。
夥しい店舗数で、思い出せないほどの品数を食べた私が、昨年で印象深かったのは以下が代表的なものとなります。
ナコンパトム県『KUNG OB PHU KHAO FAI』のエビの火山蒸し焼き
ラックラバンの『クルー ルン ソムチャイ ジェーペン アハーン パー』で食べた鹿や猪、カエルといったジビエ料理、
サムットソンクラーム県で出会った卵持ち蟹のプーカイ。
昨年のオフ会ではエビの火山蒸し焼き、プーカイとも二度開催し参加者の方々に楽しんでいただきました。
そして今年もプーカイやっちゃいます!
今回はナコンパトム県で出会った、牛乳を入れて蒸したプーカイという、珍しい一品がある『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』を選びました。
目次
ターチン川を木造船でクルージング『RIVA Floating Cafe 』
先に触れたタイ料理店から車で5分ほど、ターチン川の畔にとあるカフェを見つけました。
週末になると若いタイ人たちであふれ、10分待ちは当たり前。
川沿いという好立地であることも要因ですが、この『RIVA Floating Cafe 』で用意している独自の企画も好評のようです。
企画とは、すぐそばを流れるターチン川を、コーヒーを飲みながら木造船で周遊できるというクルージング!
私は自慢ではありませんが、タイに移住してからクルージングなんていうものをしたことがなく、タイで船に乗ったことすらない陸っぱり。
あっ、陸っぱりって釣り用語で「陸からの釣りしかしない人」のことを指します。
チャオプラヤー川で頻繁にやっているクルージングって、高い、飯はさほど美味くない、っていう未体験なのにそんなイメージを持っているためなんですが、『RIVA Floating Cafe』のカフェクルーズはかなり惹かれます。
Facebookページをチェックするとクルージングは土曜日と日曜日のみで、13時30分スタートと16時スタートの1日2本が用意されているとあり、予約必須とのこと。
予約を申し込むべく電話で連絡してみました。
「クルージングでご注文いただくドリンクは、予約時に承っています」
ドリンクは当日に注文するのではなく、予約する際に以下のドリンクメニューから選ぶようです。
1.Iced Latte
2.Iced Americano
3.Iced Thai Tea
4.Iced Lemon Tea
5.Blueberry Italian Soda
クルージングはおよそ2時間で250バーツ。
上記ドリンクと軽食が付いてこの値段!
事前に必要なのはドリンクの注文だけではなく、料金の支払いも同様で、支払い方法は銀行振り込みです。
『RIVA Floating Cafe 』はナコンパトム県の東端に位置しているため、バンコク中心部から車で1時間もかかることなく到着できました。
アクセス楽チンなのは喜ばしいことですが、入り口まで来て驚いたのは停車している車の数!
駐車場内に停めることができなかった車は敷地へ通じる砂利道に停められ、そこからもあふれた車は路上にずらり。
敷地内には停車数だけ人がいるわけで、『RIVA Floating Cafe』は当然満席、空席を待つ客が入り口近くでウェイティングしているではございませんか。
カフェ内にはエアコンのある店内のテーブル席、ターチン川が目の前で眺められる席、足を川に浸せる席などを設け、工夫を凝らしていることがタイ人にウケているのでしょう。
食事メニューはサンドウィッチなどの軽食のほか、ご飯や麺類もあり、これらの料理は隣に立地している同系列のリゾート『ParnDhevi Riverside Resort & Spa』で調理されているようです。
カフェで30分ほど時間を潰し、いよいよクルージングタイム。
木造船は25名ほどが乗船できる広さで、各席にはテーブルもあり、ゆったりとしたスペースが設けられています。
舟を操るのは、「この道40年!」と言わんばかりの練達ぶりを見せる初老の男性。
おやっさん、安全運転で頼んまっせ!!
舟は発進すると、ゆっくりとターチン川を東進。
川沿いには古くからの家屋や中国寺院などが建ち、おやっさんはそれぞれについて詳しく説明してくれ、乗客を飽きさせないようガイドしてくれます。
船上に流れる風を感じ、コーヒーを味わい、風景を眺める。
贅沢な料理もないし、煌びやかな夜景もありませんが、私にとっては最高のクルージングです。
タイのお菓子や果物が揃うDon Wai Market
船は1時間ほどかけて東へ進み、ローカル市場のDon Wai Marketへと立ち寄ります。
ここは果物やタイのお菓子で有名な市場なんだとか。
敷地面積はかなり広く、お菓子や果物だけではなく生活用品なども並び、観光地化された市場ではなくローカルの香りに満ちた市場です。
船がここで停船しているのは45分ほど。
市場めぐりを楽しんだあと、おやっさんが操る木造船はゆっくりと『RIVA Floating Cafe』へと戻り、2時間強のクルージングは幕を閉じます。
動画で楽しむ『RIVA Floating Cafe』のクルージング
『RIVA Floating Cafe』の店内、クルージングの船上やDon Wai Marketの様子を動画におさめました。
少しだけでも雰囲気を味わってもらえると思います。
【SHOP DATA】
「RIVA Floating Cafe」
TEL:081-620-4559,034-312-190
OPEN:10:30-20:00(火〜金曜日)、10:00-20:00(土日)※月曜日休み
ADDRESS:ParnDhevi Riverside Resort G Spa,29 Moo3,Phutthamonthon Sai 7 Rd.,Homkret,Sampharn,Nakhoon Pathom 73110
PRICE:リバークルーズ250B(要予約)
Facebook:https://web.facebook.com/RIVAfloatingcafe/
初めて出会った牛乳を入れて蒸したプーカイ!!
昨年はオフ会を含め5回はプーカイを食べたと思います。
1年でこれほどプーカイを食べた日本人は、きっとタイ王国でも少ないはず。
よく食べたなぁ。
なんて感慨に浸る間もなく、またもやプーカイ君をいただくことになりました。
私が見つけたのは、『RIVA Floating Cafe』から車で5分ほどの場所にある『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』というタイ料理店。
ナコンパトム県の数あるタイ料理店からこの店を選んだのは、これまで見たことのないプーカイがあったからです!
お店のFacebookページを閲覧し見つけたのは、牛乳を入れて蒸したプーカイ。
昨年、オフ会を何度か共催したYindeedの明石氏は食したことがあると聞いていましたが、私は初めてです。
店舗は決して大きくはないですが、敷地内にはエビの生け簀を3つも設け、新鮮な食材を提供しようという心意気が感じられます。
「ここはオープンしてまだ半年ほどなんです。よくうちのお店を見つけられましたね」
お話し聞かせてくれたのは、まだ若い女性店主。
家族と親族で営んでいるようで、両隣に写っているのはお母さんと叔母さんです。
この店に来た最大の目的はもちろん牛乳入り蒸しのプーカイ君。
「ごめんなさーい。団体の予約が入っていてあまりプーカイがないんですよ」
なんやてー!
一瞬、目の前が真っ暗になった私ですが、愕然とした姿を見てなんとか2匹分だけご用意いただき一安心。
こちらが牛乳を入れて蒸したプーカイです!!!
甲羅に牛乳が加えられていることにより、通常のプーカイとは味わいがマイルドに。
一風変わってこれもいい!
ほんとうなら、通常のプーカイもオーダーし、異なった味わいの2つを楽しみたかったのですが、2匹しかなく断念。
生け簀のエビを炭火焼にしたグンパオも、プーカイに負けない存在感を見せてくれました。
グンパオの頬張ると、濃厚なエビ味噌だけでなく美しい色を放った卵まで登場!
私は明らかに幸せを噛み締めていますよ…。
貝類もあり、ホイワーンと呼ばれる貝もオーダー。
殻に潜む身は、ビールに合うのなんの!
【SHOP DATA】
「ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ(ป.ไร่ขิง กุ้งเผา&เมี่ยงปลาเผา)」
TEL:097-157-0332
OPEN:15:00-21:30(無休)
PRICE:プーカイ(1kg)950B、グンパオ(1kg)450B、ホイワーン150B、ソムタム40B、LEOビール70B
リバークルージング&プーカイやエビ三昧のオフ会!
本記事で取り上げた『RIVA Floating Cafe』のリバークルーズと、『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』の牛乳入りの蒸した卵持ち蟹やエビを満喫するオフ会を企画しました!
乾季のいま、リバークルーズには最高の時季です。
船上トリップを楽しんだあと、プーカイやエビなどをお腹いっぱい楽しんでください!
スケジュールは以下となっています。
日程:2017年2月12日(日曜日)
【スケジュール】
11:45 アソーク集合
※場所の詳細はお申し込みいただいた方にお知らせいたします。
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12:00 アソーク出発
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12:45 『RIVA Floating Cafe』到着
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13:30〜15:45 リバークルーズ
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16:15 『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』着。2時間ほど食事。
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18:30 『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』出発
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19:00〜19:30 アソーク着、解散(集合場所と同じです)
※渋滞などにより予定している時刻とは異なることも予想されますので、あらかじめご理解下さい。
※雨天の場合でも開催いたします。
参加費:2500バーツ/7500円
※参加費には現地までの交通費、リバークルージング代金、『ポープライキング グンパオ&ニンプラーパオ』での飲食代が含まれています。
その他は実費となります。
※0〜2歳は無料、3〜11歳は1250バーツ/3750円です。
参加お申し込み期限:2017年2月3日(金曜日)
参加をご希望される方は下記フォームよりお申し込みください。
オフ会お申し込みフォーム
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たった半日でリバークルーズとグルメが楽しめるお手軽なオフ会です。
前日の2月11日は仏教日のマカブチャーで禁酒日になっていますが、当日の12日はビールなどのアルコールは問題ありませんよ!
本オフ会でもたくさんの方々とお会いできることを楽しみにしています。