激旨!タイ食堂をちょくちょくご覧になっている方ならお分かりかと思いますが、屋台やレストランなどタイ料理の店を紹介しているのに、お菓子の屋台やスイーツの店はほとんど出て来ない。
先日珍しくパッポンのカオニャオマムアンの店を取り上げたぐらいでしょうか。
パッポン通りすぐそばにあった!カオニャオ マムアンの人気屋台
なぜこれほどスイーツやお菓子類の記事が極端に少ないのかと申しますと、私がほとんど食べることが無いからです!
このように、偏向した店選びによって激旨!タイ食堂の閲覧者は男性7割、女性3割という極端なまでに男たちに好かれるサイトになりました。
しかも、私のようなおっさんが書いている記事なので、読者層はといえば35歳〜44歳がもっとも多い。
四十路を超えた男が書く記事に、熱烈な20代女性のファンが激増したなら、世も末というものでしょう。
そういったブログもあるのかもしれませんが…。
とはいうものの、私も男でございます。
できうることなら、もう少し女性の読者も増えていただきたい。
贅沢をいえば、熱烈なファンになってもらいたい。
という不埒な思いもあり、今回訪れたのはトンローのフルーツ店『Mae Varee』です。
トンローでもっとも人気のカオニャオマムアン
フルーツ店『Mae Varee』という名を見てもピンと来る方は少ないかもしれません。
トンロー駅すぐ近くにあるカオニャオマムアンで有名な店、といえば分かる方も多いでしょう。
この店、日本人が多いトンローにあり、しかも駅前なので、日本人にも超人気。
私も知っていました。
知っていましたがいかんせんカオニャオマムアンにまったく興味がないため、はっきり申し上げますが一度も来店したことがありません。
タイの旨い店を紹介するブログがこれじゃいかんですね。ええ。
『Mae Varee』への行き方
前述したように最寄り駅はBTSのトンロー駅。
3番出口を出てトンロー通りを目指し、左折して数メートルの場所に、マンゴーをこれでもかと並べた店が『Mae Varee』です。
私は店内をきちんと覗いたことがなかったので、てっきりマンゴー専門店かと思い込んでいましたが、フルーツショップのよう。
マンゴーの他、店頭や店内の冷蔵庫にはいろんな果物が並んでいます。
さまざまな果物が並んでいるとはいえ、『Mae Varee』の一推しはマンゴー。
一年中、いつ見ても店頭にマンゴーが並んでいますが、年がら年中採れるわけでもないでしょうし、収穫時期は決まっているはず。
この日、オーナーさんは体調不良でお休みだったため、オーナーの妹さんに、マンゴーの産地について聞いてみました。
「今の時期(10月〜11月)はピサヌローク県やコラート、ナコンサワン、12月になるとチェンマイ産が入荷するよ」
4月になるとラチャブリー県のダムヌンサドゥアック、チャチュンサオ、などから入荷するようです。
直接、マンゴー畑と契約しているわけではなく、仲卸のような業者から仕入れていると話してくれました。
カオニャオマムアンで一躍有名になった『Mae Varee』ですので、やはりカオニャオマムアンをいただかなくては!
店内に客席がないので、持ち帰ってからいただきましたが、しっかりと熟したマンゴーは柔らかく、フルーティーな甘さと中からほのかに表れる酸味とのコラボレーションは絶妙!
もち米のカオニャオの炊き加減も素晴らしく、ふだんカオニャオマムアンを食べない私であっても美味しくいただけました。
創業して30年から40年という『Mae Varee』。
こんなざっくりとした年数なのは、お店のスタッフの記憶が曖昧になっているため…。
朝6時から夜11時まで営業し、一日に売れるマンゴーはなんと200kg!!!
各地への配送業務は請け負っておらず、ここで購入し自身での配送になります。
「北部で採れるマンゴーの色は薄いのよ。チェンマイ産は他と比べて少し白っぽいの」
チェンマイといえば、チェンマイ美人と言われる肌が白い女性が多いことで知られています。
チェンマイは女性だけではなく、マンゴーのお肌も白いとは。
お後がよろしいようで。
【SHOP DATA】
「Mae Varee(แม่วารี)」
TEL:02-392-4804,02-714-4223
OPEN:6:00-23:00(無休)
ADDRESS:1 Soi Thonglor Rd.Sukhumvit 55 Klongunnua Wattana Bangkok 10110
PRICE:カオニャオマムアン130B