タイへ移住したのが2011年ですので、今年2023年で12年もの年月が経過いたしました。
10年以上も住んでおりますと、バンコクの至るところへ訪れたことがあるわけでして、特にアソーク界隈は何十回、何百回と歩いたことがございます。
「アソーク周辺で僕が見たことがない屋台なんてもうないだろう」
そのようなことさえ思うようになっておりましたが、ただの自惚れでした。
僕が自戒することになったのは、とあるカオマンガイ屋に出会ったからです。
名も無きカオマンガイ屋の通称は「カオマンガイ スクンビット20」
まさかこんなところにカオマンガイ屋台があったとは。
僕が出会ったのは、スクンビット・ソイ20の入り口。
アソークからプロンポンへと繋がるスクンビット通りから、入ってすぐのところです。
何度も何度も歩いて通った場所なのに、カオマンガイ屋に気づいていなかったのは僕の目が節穴だったのでしょう。
通り沿いにテーブルが並べられ、バイクタクシーの男性などがカオマンガイを旨そうに頬張っています。
スタッフはおっちゃんと若い女性の2人。
ここの屋台はいつから営業していたんだろう…。
「創業して35年になるよ」
そんな前からやってたんかーい!
まったく気づいておらず失礼いたしました。
おっちゃんに店名を聞いたところ「無い」と答えられましたが、Google Mapには「カオマンガイ スクンビット20(ข้าวมันไก่ สุขุมวิท20)」と記載されています。
ナムチムに惚れた!ハイレベルなカオマンガイ
メニューには蒸し鶏のほか揚げ鶏のガイトートもあり、ミッスクすることもできますが、わたくしは蒸し鶏だけの1本勝負です。
価格は40バーツだというのに、けっこうなボリュームがある。
しかも冬瓜スープ付きと来たもんだ!
テーブルには生姜と唐辛子が容器に入っていてナムチムに入れ放題。
僕は生粋の生姜好き野郎でございますので、多めに投入。
唐辛子は少々入れ実食タイムです。
一口食べてまず驚かされたのは、ナムチムの旨さ。
これは旨いぞ。
ご飯の風味も良く、脂身の少ない鶏肉も締まっていて、レベルの高いカオマンガイです。
ココで35年も営んでいるだけのことはあります。
先にお話しをしたおっちゃんが店主なのかどうかは分かりませんが、食後このおっちゃんに営業日について聞いてみることに。
「うちは休みなしだよ。毎日営業。だってお金ないからね」
老舗カオマンガイ屋台のおっちゃんはとにかくご陽気な方でした。
アソークのカオマンガイ屋台はTikTokでも公開
今回の記事で取り上げた『カオマンガイ スクンビット20』は、TikTokで動画でも紹介しています。
ご陽気なおっちゃんをぜひ動画でもご覧ください。
僕のTikTokでは、バンコクを始めとしたローカルグルメを盛りだくさん紹介していますので、フォローしてくださればごっつ喜びます。
店名 | カオマンガイ スクンビット20/ข้าวมันไก่ สุขุมวิท20 |
営業時間 | 06:00-13:00 |
定休日 | 基本無休(ソンクラーンなどは休み) |
Google Map | https://goo.gl/maps/XfEH4UYXsQPazTRXA |
備考 | 営業時間と定休日は取材時に確認したものです |