2ヶ月ものイサーン旅に出て、魅せられたひとつがカオジーです。
カオジーとは、丸めたもち米に溶き卵を塗って炭火で焼いた、タイ風焼きおにぎりです。
もち米を使っているのでお餅っぽくもありますが、もともと焼きおにぎりが大好物なもので、本場イサーンですっかり魅せられました。
イサーンだとどこを歩いてもカオジーを売る屋台があり、イサーンの人々にとっては日常食のような存在なのだと思います。
バンコクのカオジー屋台をどうやって見つけるか
ところがバンコクになると、これがなかなか見つからない。
僕は毎朝YouTubeライブ配信でバンコクの至る所を歩いていますが、それでも出会うのはたまにです。
しかも、カオジーの屋台って店名すら付けていないところも多くGoogle Mapにも載っていないし、タイのグルメサイトで取り上げられることもほとんどありません。
タイ語で検索しても出てこないので、日本語だと情報皆無です。
ネットやGoogle Mapで探せないなら、足で探すしかない!
そういうわけで、僕が毎朝のYouTubeライブ配信時などで見つけたカオジー屋台を本ブログで紹介していくことにしました。
創業して20年!カオジーを売り続けている女性店主
「カオジー屋台」を取り上げるのは今回が初。
1回目に登場していただくのはクロントゥーイ市場近くのカオジー屋台です。
YouTubeライブ時に見つけた屋台で、ここのカオジーが本場イサーン並みのレベル!
取材で改めて買ってみたんですが、やっぱりうまいんです。
まず焼き色をご覧いただければ一目瞭然。
こんなに綺麗に焼き上げるのはそうそう簡単じゃございません。
焼き具合も見た目通りで、表面はまったく固くなく中もふわふわ。
もち米からはほんのりとココナッツミルクが香ってきます。
僕もカオジーを自宅で作ったことがあるんですが、炊いたもち米にココナッツミルクを加えるのが一般的なようです。
混ぜたら丸めて一度焼いてから、ナムプラやーなどを加えた溶き卵を表面に塗ってさらに焼く。
屋台によっては焼き過ぎて表面が乾燥し、固くなってしまっているカオジーもあります。
YouTubeライブ配信時には女性1人で売っていたのですが、今回取材でお邪魔したところ若い男女が2人いました。
「これはうちの子供だよ。創業して20年で、息子がいま20歳だから同じ年数だね」
普段はお一人でやっていて、この時は子供が手伝ってくれていたのかもしれません。
仲睦まじい家族で営むカオジー屋台。
店名を聞いたら「ありません」とのことなので、あえてここでは「カオジー屋台」として紹介します。
この記事をご覧になった方で
「あそこのカオジー屋台が美味しかった!」
という情報をお持ちでしたら、僕が取材に行きますのでコメント欄で教えてください。
お店情報
カオジーの屋台
TEL:なし
OPEN:04:00-09:00(日曜日休み)