1月といえばタイはもっとも涼しい時季。
その涼しい真っただ中、北方のチェンマイはさらに涼しくなるわけで、朝晩に半袖でバイクで走るとぶるぶる震えるほどの気温にまで下がります。
ぶるぶる震えるのは私の身体が“タイ化”している要素も大きいでしょうが、「寒い寒い」と独り言を発しつつバイクで向かったのは『ソムタムウボン』です。
『ソムタムウドン』は、タイ国内で最大級のグルメサイト「Wongnai」で、Best of Wongnai 2016に輝いたソムタム屋。
ソムタムといえばイサーン料理(タイ東北部)を代表する料理の1つなのに、北タイのチェンマイの店で受賞しているとは。
そりゃ、ぶるぶる震えながらバイクを走らせますよ!
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チェンマイが誇る随一のソムタム屋!
ランチタイムに近くなれば込み合うであろうことは必至。
オープンの9時を少し過ぎた時間に来店しました。
私の狙い通り来店していたのは1組だけ。
ただしばらくすると続々とタイ人客が来店し、瞬く間に席が埋まっていきます。
外国人も多く来店するようで、注文用紙はタイ語だけではなく英語バージョンもあるのはさすが。
ソムタムにチェックを入れ、もう1品は体を温めるために鶏入りの北タイスープ、カオニャオと呼ばれるもち米もオーダー。
Best of Wongnai 2016に輝いたソムタム、カオニャオ(もち米)、北タイスープの3品が出揃いました。
さぁ食べるぞ!と意気込んでみたものの、皿もフォークもスプーンもない…。
忘れられているのか…。
意気込みを削がれ意気消沈しながら店員を呼びました。
「皿やフォークなどはあっちにあるので自分で取りに行って」
セルフサービスですか!
店の奥には皿やスプーン、フォークだけではなく水、野菜類まで揃っています。
このセフルサービスシステムは、人件費の削減を目的としたものなのでしょう。
皿やスプーン、フォークやらと水をすべて両手に持つのは困難。
二度に分けて取りに行かなければならず、一刻でも早く食べたいとはやる気持ちを落ち着かせ、一式をテーブルに揃え準備を整えました。
一仕事です。
『ソムタムウドン』には約25種類のソムタム
さてようやく実食タイム!
まずはソムタムに手をつけます。
まず驚いたのが青パパイヤの食感。
しゃきしゃき感が半端ない!
青パパイヤってこんなにしゃきしゃきしているのかと。
「ソムタムタイ」に生エビも入っていて、全体からはエビのエキスがふんだんに薫る至極のソムタムです。
いままで食べたソムタムで、トップ3には入るでしょう!
Best of Wongnai 2016を受賞した実力はダテではありません。
北タイスープは具材たっぷりで独特の旨みが凝縮され、これも旨い!
さきほどまで寒さに打ち震えていたことすら忘れさせる2品。
感動すら覚えましたよ!
創業8年という『ソムタムウドン』を取り仕切っているのは女性オーナーのユーンさん。
およそ25種類のソムタムを有し、その他メニューにはイサーン料理の名前も連なっています。
店の奥で鶏肉や魚をロースとしている様子を撮らせてもらいました。
ユーンさんにも撮影をお願いしたのですが、写真は苦手なようで、代わりに従業員2名が指名され彼女たちをパシャリ。
店内にゆったりと流れるのはタイ演歌のルークトゥン。
ココはチェンマイではなくイサーンなのか…。
ふとそんな錯覚すら覚えますが、店を出て冷えた風を感じると、やっぱりチェンマイです!
【SHOP DATA】
「ソムタムウドン(ส้มตําอุดร)」
TEL:081-968-4578,081-739-7159,053-222-865
OPEN:9:00-21:00(毎月20日休み)
PRICE:ソムタム36B〜、北タイスープ50B
FACE BOOK:https://www.facebook.com/%E0%B8%AA%E0%B9%89%E0%B8%A1%E0%B8%95%E0%B8%B3%E0%B8%AD%E0%B8%B8%E0%B8%94%E0%B8%A3-%E0%B8%8B%E0%B8%AD%E0%B8%A2%E0%B8%97%E0%B8%B2%E0%B8%99%E0%B8%95%E0%B8%B0%E0%B8%A7%E0%B8%B1%E0%B8%99-153650608087520/