本ブログでも取り上げたことがあるチャン通りのカオトム(タイ版雑炊)の店『ヒアワンカオトムプラー』。
開店から客足が止まらず、あっという間に満席になり、ピーク時には空席を待つ客まで出る有名店です。
場所柄、訪れる日本人はいないのかと思いきや、有名店として名が広まっていることもあり、リピーターとして利用している日本人もいるほど。
取材した2015年11月、店主のサンティさんからとあることを言われていました。
「2016年1月にはリニューアルして路上ではなく、室内に店舗を設ける予定です」
『ヒアワンカオトムプラー』は路上にテーブル席を出し営業している、半屋台的な店でした。
※詳しくは過去の記事をご覧ください。
【チャン通り】創業4年で行列が出来る人気店になったカオトムの店
7ヶ月ぶりに「ヒアワンカオトムプラー」へ来店!
当時、テーブル席を出していた路上の真ん前の店舗を借りて改装し、拡大すると言っていたのです。
それから時は経ち、2016年1月もとうに過ぎ、それでも『ヒアワンカオトムプラー』がどうなっているのかは気になっていました。
気にはなっていたものの、取材に行きたい店が多い私は、来店することなく半年以上が経過。
ところが先日、動画企画として再度『ヒアワンカオトムプラー』を取り上げてから、来店しなければという想いが強くなり、満を持して7ヶ月ぶりに来店しました!
リニューアルは完了しているのか……。
タイでは工事が遅れることは日常茶飯事で、新装開店するお店がオープンが数ヶ月延びるのは珍しくありません。
とはいえ、1月に新装すると言っていたのでそれから5ヶ月も経っている。
いろんな想いが錯綜する中、来店してみてビックリ!
すっかりリニューアルは終わり、席数は増え、新しい看板まで設置されていました。
新規で借りた店舗にテーブル席を並べつつも、いままで路上だった箇所に段を設けそこにもテーブルを配置。
雨の日でも食事できるように路上席にも天井が設置されています。
店主のサンティさんは私のことを覚えていてくれたようで、変わらない爽やかな笑顔で話しかけてくれました。
リニューアル後もカオトムは絶品!
「リニューアルオープンしたのは今年4月のソンクラーンが終わってからなんですよ」
工事が遅れたのか当初1月オープン予定だったのが3ヶ月延び、つい2ヶ月ほど前に新装開店したばかりだと言います。
7ヶ月ぶりに来店したなら、注文するのは当然カオトムプラーでしょう!
エビやイカ、貝類といった魚介類をたっぷりと入れたカオトムプラーは、店が新装しても変わらない癒しの味。
新鮮な海鮮類を毎日仕入れているだけあり、ここのカオトムは絶品です。
久しぶりに来店したことを喜んでいただけたのか、サンティさんからのサービスで期間限定でしか出していないと言う一品を提供してもらいました。
葉で包んだおこわです。
タイ料理のカオホーバイブアに似ていますが、料理名を聞くと異なった名前をおっしゃっていました。(名前忘れました…)
「ちょうどいま、中国祭りの最中でその期間だけこれを販売しているんです」
中国の祭事に関わっているのは、『ヒアワンカオトムプラー』の家系が中華系タイ人だからでしょう。
私におっしゃってくれた料理名も中国名だったのかもしれません。
チャン通りの名店は現状に満足することなく、店舗をリニューアルしさらなる高みを目指していました。
【SHOP DATA】
「ヒアワンカオトムプラー(เฮียหวานข้าวต้มปลา)」
TEL:02-211-0829,081-827-2381
OPEN:17:00-23:00(品切れにより早めに閉店することもあり)
ADDRESS:2 Thanon Chan, Thung Wat Don, Sathon, Bangkok 10120
PRICE:魚入り雑炊 60B、LEOビール 70B