BTS駅近 [料理名]バミー(中華麺)

スクンビット・ソイ65って何があるんだ!?
バミーの旨い店があるんです

2016-04-28

バンコクに5年も住んでいながら、いまだ訪れたことのない通りというものは依然としてあるものでして。
スクンビット・ソイ65もその1つです。
来訪する用事がないから行くことがなかったわけですが、このソイに評判のバミー屋台があると聞き、初来訪することになりました。

薄暗いソイに突然現れれる人気バミー屋台

ソイ65というとBTSエカマイ駅とプラカノン駅のちょうど中間地点。
日本人居住エリアに該当する場所ではありますが、ソイに突入してみると驚くほど何も無い。
5年住んでいても来ることがなかったことが深く理解できたほど何も無い。
日本人でこのソイに住んでいる方がいるのだろうか…。

しばらく進むとぽつんぽつんと屋台が現れ始め、左カーブを曲がったあたりで営業している屋台だけ活況を呈しています。
ここが評判のバミー屋台『バミー ギアオ チャンプローク』です。

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トッピング全部乗せバミー!

路上に並べられたテーブル席は満席。
それだけではなく、バミーを持ち帰りするための客が屋台前に並び、切り盛りしているご夫婦はとても忙しそう。
私はその様子を立ったままボケーっと眺めていると、せっせとバミーを作っていたおばちゃんがニコッと笑顔を見せてくれ「何にする?」と声をかけてくれました。

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他の客はほとんどがタイ人ですが、1人だけ白人客がいてバミーを啜っています。
バミーの屋台で白人客を見るのも珍しい。
きっとこのソイに住んでいるでしょう。
勝手な憶測ですけど。

さて、私がオーダーしたのはトッピング全部乗せのバミー(スープ有り)。
店名にある「ギアオ」というタイ語はワンタンのことで、ワンタンバミーの店という意味です。
よって、当然ながらトッピングにはワンタンが乗っかっている。

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小エビを包んだものと、豚ミンチ肉を包んだワンタン、そして豚肉がトッピングされたバミー。
個性的というよりはオーソドックスな味わいで、毎日食べても飽きない、日常食といった一品です。
何を隠そう、私はスープ入りを食べたあとスープ無しのバミーヘンを注文してしまいましたから!

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地元の人々に寄り添う『バミー ギアオ チャンプローク』

食べ終わってから「もう一杯食べたいな」と思わせるあたり、さすが人気屋台。
「旨い!」と声を上げるバミーではないのに、2杯も食わせてしまうのは長年営んで得た“いぶし銀”なのか…。

2杯をさらりと完食し、休む間もなく動き続けるおばちゃんに話しかけてみました。

「うち?32年やってるよ。ずっとここだよ」

ワンタンはもちろん自家製。
屋台内で麺をゆがく長いヒゲをたくわえた店主のおっちゃんは、手が休まる暇がないほどオーダーが舞い込んでくる。
何百軒も取材した私でさえ、「カメラ目線くださいーい」とは言えない雰囲気です(笑)

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BTSに乗ってこのソイ65のバミー屋台まで来る人は少ないでしょうが、このソイに住む人々の胃袋に寄り添ってきたのは間違いないでしょう。
一通り話しを聞いたあと椅子に座っていたら視線を感じました。
隣りに座っていた女の子が、カメラを持つ私をじっと見つめています。
幼い頃からここのバミーを食べている彼女。
どこか離れた場所に住むことになっても、きっと『バミー ギアオ チャンプローク』の味を思い出すんでしょう。

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【SHOP DATA】
「バミー ギアオ チャンプローク(บะหมี่เกี๊ยวแชมป์โลก)」
TEL:02-433-2644
OPEN:17:00-24:00(月曜日休み)
ADDRESS:Sukhumvit 65, Sukhumvit Road (Soi from about 50 meters), Phra Khanong, Klong Toey, Bangkok 10110.
PRICE:バミー45B

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