ナコンパトム県を象徴する仏塔「プラ プラパトム チェディー(วัดพระปฐมเจดีย์ราชวรมหาวิหารf)」。
3世紀頃に建てられてといわれ、高さは120メートル以上で、世界でもっとも高い黄金色の仏塔だけに見るものを圧倒する存在感に引き込まれます。
バンコクに住んでいる方、タイに何度も来られている方の中でも、意外と知らない人もいる「プラ・パトム・チェディー」の周辺には、夕刻から屋台が続々と出店し屋台エリアへと変貌する一角があるんです。
プラ プラパトム チェディーの麓に広がる屋台群
カオマンガイ、ラートナー、ホイトート、お菓子類、パッタイetc….
広大な敷地に何十軒と屋台が並び、挙げ始めたらキリがないほどの屋台で埋め尽くされます。
これだけ屋台が集まれば、食べられないタイ飯メニューなんてないんじゃないか…。
散策し屋台を見ているだけでも楽しめます。
無数にある店を眺めていると、外観や調理している店主の姿、また出来上がったメニューなどから、「ゼッタイ旨いっしょ!」という屋台が見当たります。
どの屋台にしようか逡巡し、決めたのはラートナー。
鍋に入っているあんかけ、そして店頭で手早い動きで調理する店主の姿からは、「旨い」という印象以外何もありません。
炎を操る姿を一目見てしまったら、「この店主が作るラートナーを食べてみたい」と思うのは必然。
周囲はすっかり陽が暮れ、夕食を求める人々がたくさん訪れ活況を呈し始めています。
席が少なくなった中、ようやく1つのテーブルを見つけラートナーを待ちます。
繁盛しているだけにラートナー一皿注文しただけでもすぐには出て来ない。
きっとラートナーが出て来るまで5分ほどだったんでしょうけど、10分にも15分にも感じさせる待ち遠しい感。
待ちに待ったラートナーが運ばれてきた私の第一印象は「美しい」
That's Beautiful Ra-to-na!!!
ラートナーのアルファベット綴りが正しいのかどうかは確認せず、勢いのまま執筆していることをお許しください。
あんかけのコクは素晴らしく、一気に平らげさせる魅惑のラートナーです。
すっかり暗闇に包まれた敷地には、時間が深くなるにつれ人々が集まってきます。
空を見上げるとライトアップされた「プラ プラパトム チェディー」。
空を突き刺すかのようにそびえ立ち、荘厳たる姿を見せる仏塔の横には、優しく輝く満月がありました。
【SHOP DATA】
「プラ プラパトム チェディー周辺の屋台」
OPEN:16:00-24:00
PRICE:ラートナー35B