私はバンコク在住であることと、年に一度か二度帰国したときでさえタイ料理店へ足を運ぶことがまったくないので、日本国内のタイ料理店についての情報はほぼありません。
そんな私でも、東京にある『タイ屋台999』の存在は知っていました。
2015年9月9日にオープンした『タイ屋台999』は、
「タイ本国の"タイ屋台"の味や雰囲気と同じものを日本でも多くの人に楽しんでほしい!」
という思いを実現するため、東京・中野に出店。
オープンするなり「ベストシェフレストラン賞」を受賞し、さらにパクチーが爆発的ブームになる前から『バケツパクチー』や『パクチー鍋』をメニューに揃え、メディアやSNSで一気に拡散。
瞬く間に爆発的な人気を博し、今では「1ヶ月先まで予約が取れないタイ料理店」となりました。
店主が本場でタイ料理を食べまくりとことん研究
『タイ屋台999』店主の新井勇佑氏は新店を立ち上げるため、本場バンコクでタイ料理をさらに極めるべく、食べ巡りをすることを決意しました。
今年の3月と5月に訪タイし、屋台や食堂など数十店舗を巡った結果、彼が食したタイ料理は300食以上!
それだけに得たものも大きかったようで、中野店のメニューにも反映されたと言います。
2017年6月14日『タイ屋台999新宿店』オープン!
新井氏が新店をオープンする場所として選んだのは、タイ料理店の激戦区新宿でした。
「本場タイ屋台の雰囲気を日本で味わってもらいたい」という思いから、食器や椅子などは、タイ滞在時に自身で選んだものばかり。
タイで購入した品々のほとんどを空輸し、本格タイ屋台のコンセプトにした新宿店は6月14日にグランドオープンを迎えました。
オープンまもなくして、「
しかも連日満席で、早くも新宿の新しいカオになりつつある『タイ屋台999新宿店』。
おすすめメニューを伺ってみました。
「うちでもっとも人気のメニューはカオマンガイです。1日に約20食限定で、その日に仕込んだ分だけをご提供しています。新店がオープンしてからは、バンコクの超有名カオマンガイ店『プラトゥーナム』を意識し改良しました」
その他のおすすめメニューはパックブーンファイデーン(空芯菜炒め)パットキーマオ、カオソーイ、プーニムパッポンカレーなど。
それらのメニューにプラスして、新しい名物料理「カオカーム」が加わったと言います。
カオカームーとは「豚足煮込みご飯」。
バンコクでは至るところでカオカームーの屋台や食堂に出会いますが、日本のタイ料理店では本格的に導入している店舗が少ないため、『タイ屋台999』で挑んだそうです。
ちなみにランチタイムは「カオマンガイ」と「カオカームー」の2品だけで勝負しています。
なお、中野店の人気メニュー「パクチー鍋」や「バケツパクチー」は、新宿店のメニューからはあえて外したそうです。
人気タイ料理店がひしめく新宿でスタートした『タイ屋台999新宿店』。
中野店で見せた爆発的なムーブメントは、新宿店でも見せてくれそうな予感大です!!
【SHOP DATA】
「タイ屋台999新宿店」
TEL:03-6380-6083
OPEN:ランチ 11:30~14:00(平日) 12:00〜15:00(土日祝)
ディナー 17:30~ 24:00(平日) 17:00〜24:00(土日祝)
HOLIDAY:火曜日
ADDRESS:東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿1F
Website:http://www.thailand999.com/
Facebook:https://www.facebook.com/thaiyatai999/