これまでタイ料理しか取り上げてこなかった激旨!タイ食堂ですが、最近はカオニャオマムアンといったタイスイーツを紹介することも増えてきました。
バンコクで行っておきたいカオニャオマムアンやマンゴーが評判の5店
カオニャオマムアンの記事をご覧になった方の中から
「タイのマンゴーが食べたい!」
というメッセージをいただくほどの反響でした。
バンコクにはフルーツ屋台があちこちにあり、マンゴーを見かけることも多く、日常的に食べられるフルーツですが、日本国内となると、マンゴーなんて見る機会も少なく、口にするのは稀。
「マンゴーを食べたい!」衝動に駆られるのは無理もありません!
目次
贈答品として喜ばれるマンゴー
わたしはタイに移住して6年目になります。
母親の誕生日など記念日には何かしらの贈り物をするようにしていて、当初は日本国内の宅配花店に依頼し、花を送ってもらっていました。
もちろん喜んでくれるのですが、せっかくタイに住んでいるのに日本国内から花を贈るってのも芸がないなと。
そこで思い付いたのが、マンゴーの日本宅配でした。
マンゴーの栄養価を調べてみた
マンゴーってどれほどの栄養価なのか。
Web上で掲載されている科学技術庁発表の栄養価を見てみると、栄養価の高いこと!
60代半ばに差し掛かっていた両親にとって、高栄養価であり物珍しさのあるマンゴーはちょうど良い贈り物です。
以下の表は可食部100gあたりの成分です。
エネルギー 64.0kcal
水分 82.0g
たんぱく質 0.6g
脂質 0.1g
炭水化物 16.9g
食物繊維 1.3g
灰分 0.4g
食物繊維 1.3g
カロテン 610μg
ビタミンC 20mg
ビタミンE 1.8mg
ビタミンB1 0.04mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンB6 0.13mg
葉酸 84μg
ナイアシン 0.7mg
パントテン酸 0.22mg
ナトリウム 1mg
カリウム 170mg
カルシウム 15mg
マグネシウム 12mg
リン 12mg
鉄 0.2mg
亜鉛 0.1mg
銅 0.08mg
マンガン 0.10mg
(科学技術庁資源調査会編 五訂日本食品標準成分表より)
マンゴーはビタミンAやビタミンC、βカロテンやカリウムが豊富。美味しいだけではなく、栄養価が高い果物としても認知されています。
下記は主な栄養素を取り上げ、どのような働きがあるのかを列挙しました。
■βカロテン
βカロテンは体内に摂取すると必要な量だけビタミンAに変わり、皮膚を保護し肌荒れを予防する効果が期待されています。
■ビタミンC
マンゴーに含まれるビタミンCは熱や水の影響が少なく、効率的に摂取できシミやしわの予防に役立ってくれます。
■カリウム
カリウムはナトリウムの排せつを促す働きがあり、高血圧の予防に良いとされています。
タイ産マンゴーの日本宅配を扱う業者
両親のもとへマンゴーを送るには、宅配業者を探さなければなりません。
Webを利用しタイ産マンゴー宅配業者を探し始めると数社がヒット。
さて、どこにお願いしようか…。
わたしが思っていた以上にマンゴー宅配を扱う業者はあり、迷うこと甚だしい!
値段で決めるのか、サービスなのか、品質や実績なのか。
人によって選ぶポイントは異なるでしょう。
いろいろと悩んでとある宅配業者に決めたわけですが、わたしが見つけたマンゴー宅配業者をご紹介するとともに、価格や特徴などを挙げればお役に立つのではと思ったのが本企画です!
以下で5社のマンゴー宅配業者をピックアップしました。
バン週マンゴー
もともとは、バンコク発の週刊新聞「バンコク週報」がスタートしたマンゴー宅配サービスです。
バンコク週報は1976年に創刊。
タイ発の日本語雑誌ではもっとも歴史のある新聞として知られています。
現在、バン週マンゴーはバンコク週報が運営しているわけではありませんが、バン週マンゴーの運営年数は長く、ブランド力があり厚い信頼で多くの顧客を有しています。
バン週が扱うマンゴー
運営年数が長いバン週マンゴーは、タイ国内ではもっとも知名度があるブランドでしょう。
発送している全マンゴーは糖度センサーチェック品で、日本での検疫も済んでいるものばかり。
バン週マンゴーでは今シーズンより、グレードの高い「秀」を用意したそうです。
大切な方への贈答品として注文が殺到しているようで、執筆時点では、売り切れてしまっていました。
次回の発送は2017年1月からです。
バン週マンゴーの価格
秀 大ケース(8~9個入り、約4.5kg) 10,800円(3,600B)
秀 小ケース(4~5個入り、約1.8kg) 8,640円(2,400バーツ)
マンゴー 大ケース(9~15個入り、約4.5kg) 8,880円(2,470バーツ)
マンゴー 小ケース(4~6個入り、約1.8kg) 5,980円(1,470バーツ)
日本円とタイバーツどちらの支払いでも可能です。
日本円での支払いは各種クレジットカードや銀行振り込みにて対応。
タイバーツでの支払いはカシコン銀行への振り込みか、メッセンジャーによる集金から選べます。
バン週マンゴーのマンゴー発送について
バン週マンゴーの到着日は毎週金曜日か土曜日が予定日になっています。
受付け締切日は前週の水曜日の正午(入金が確認出来た時点で受付け完了)。
金曜日か土曜日を指定することはできないようです。
12月7日(水曜日)までに入金が確認されますと、お届け予定日は12月16日(金)か17日(土)になります。
【DATA】
Website URL:http://mangomango.net/
E-Mail:info@mangomango.net
Classic Hana(クラシックハナ)
バンコクにオフィスを構えるClassic Hana(クラシックハナ)。
マンゴーの宅配を始めたのが2002年と古く、黎明期からの老舗といえるでしょう。
マンゴーのほか、時期になるとフレッシュマンゴスチン、フレッシュドリアンの宅配も受け付けておられます。
また、ランの日本宅配は28年の実績があり、年間を通じて受け付けています。
Classic Hanaが扱うマンゴー
Classic Hanaでは他社にない品種も手掛けています。
定番のナムドークマイ種のほか5~6月にはマハチャノ種もを手掛けており、今年はチョークアナン種も出荷。
年間を通して出荷できるよう努力しておられます。
端境期である7月~12月に出荷を継続しはじめたのはClassic Hanaがもっとも早かったそうです。
Classic Hanaの価格
フレッシュイエローマンゴー(ナムドークマイ種 10-16個入り 約5Kg) 3,000バーツ
フレッシュイエローマンゴー(ナムドークマイ種 6-9個入り 約3Kg) 2,150バーツ
フレッシュイエローマンゴー(ナムドークマイ種 4~5個入り 約1.5Kg) 1,400バーツ
クレジットカードでの支払いを受付けており、VISA、MASTER、JCBの利用が可能。
表記はタイバーツですが、日本国内のクレジットカードをご利用すると、各クレジットカードの規定為替レートに変換され日本円で請求されます。
Classic Hanaのマンゴー発送について
12月のお届け日は以下の日程を予定しています。
12月8-9日
12月15-16日
12月21-22日
12月23-25日 年内最終予定
上記WEBサイトからの受付のほか、バンコク伊勢丹1階にある直営の花店『フルール・クラシック』でも日本宅配を受け付けています。バンコク在住の方のみ集金に伺うことも出来るようです。詳しくは日本人スタッフまで問い合わせて下さい。
【DATA】
Website URL:http://www.classichana.com/index_japan.php
TEL:+6622559802 (タイ国内、日本人スタッフまで)
D-store
D-storeはバンコクに拠点を置く、いろんな商品をお届しているデリバリーショップです。
宅配弁当の『男の割烹』、カレーショップ『金沢ゴールドカレー』の宅配業務、日本国内で利用できるSIMカードやWifiルーターDmobileの貸し出し、さらにパソコン修理業務なども請け負っています。
D-storeが扱うマンゴー
D-storeが発送しているマンゴーは、最高級と謳うタイ産マンゴーのナームドクマイ(花のしずく)という品種です。
マンゴーのほか、冷凍マンゴーや冷凍トロピカルフルーツも扱っています。
D-storeの価格
ナームドクマイ(10~14個入り、約5kg) 2,480バーツ
タイバーツでの支払いのみ受け付けています。
メッセンジャーによる集金か、カシコン銀行およびアユタヤ銀行へのお振り込みです。
D-storeのマンゴー発送について
毎週火曜日の18時に受付けを締め切り、翌週の金曜日か土曜日の到着予定です。
12月6日(火)18時までにお申し込みした場合、商品到着は12月16日(金)か17日(土)になります。
【DATA】
Website URL:http://www.dstore-deli.com/
TEL:+6627116966(タイ国内)
THAI FOOD MARKET
タイ料理・タイ食材専門通販サイト。
タイ産の生鮮果実や調理素材、レトルト食品、インスタントヌードル、ドリンクやデザートなど幅広い商品を扱っています。
THAI FOOD MARKETが扱うマンゴー
タイで最高級マンゴーといわれるナームドックマイ種を販売。
THAI FOOD MARKETではタイ政府公認のマンゴーを出荷していると謳っています。
THAI FOOD MARKETの価格
フレッシュ・マンゴー 約2.8Kg(6~9個) 4,600円(税込み)
THAI FOOD MARKET のマンゴー発送について
注文からお届けまでおよそ2週間。
タイ政府が認めるクオリティに達していない場合は2週間以上かかることもあるそうです。
【DATA】
Website URL:http://thaifoodmarket.jp/SHOP/TS000A1.html
E-Mail:q-mango@thaifoodmarket.jp
JALUX ASIA
タイにおける現地法人として1999年に設立。タイの特産品の輸出や、JALUXグループのネットワークを生かし日本の生鮮品・食品等の輸入販売を行っています。
JALUX ASIAが扱うマンゴー
扱っているのはタイ産のナムドクマイ種です。
JALUX ASIAの価格
支払い方法は銀行振込、Paypalがご利用いただけます。
JALUX ASIAのマンゴー発送について
日本へ宅配の場合は、ヤマト運輸・日本通運。
配送スケジュールとお届け日の目安は各商品ページにてご覧いただけます。
【DATA】
Website URL:https://jaluxasia-shop.com/
価格.comでマンゴーの価格を比べられます
上記以外でマンゴー関連の商品を検索されるなら、価格.comを利用するのもいいでしょう。
以下URLはタイ産マンゴーでヒットする商品です。
http://kakaku.com/search_results/%83%5E%83C%8EY/?category=0028_0015_0014
5社でもっとも安いタイ産マンゴーはどれだ!?
宅配業者を決める際品質やサービスなど、さまざまな要因がありますが価格だけで決めたいという方もいるでしょう。
そういう方のために、各社1kgあたりの価格を算出しました。
以下価格は、各社最安値のパック料金から算出し、バーツ表記のみの価格は1バーツ=3.17円で換算しています。
※価格やバーツのレートは執筆時点(2016年11月)のものです。
バン週マンゴー 1kgあたり1,930円
※マンゴー 大ケース(9~15個入り、約4.5kg) 8,880円より算出
Classic Hana(クラシックハナ) 1kgあたり1,902円
※フレッシュイエローマンゴー(ナムドークマイ種 10-16個入り 約5Kg) 3,000バーツより算出
D-store 1kgあたり1,572円
※ナームドクマイ(10~14個入り、約5kg) 2,480バーツ より算出
THAI FOOD MARKET 1kgあたり1,642円
※フレッシュ・マンゴー 約2.8Kg(6~9個) 4,600円(税込み)
JALUX ASIA 1kgあたり1,710円
※タイ産マンゴー 5kg 2,850バーツより算出 8,550円
1kgあたりの価格でもっとも安かったのはD-storeのタイ産マンゴーでした。
上記の価格は品質やサービスなどを除いた、単純な価格計算です。
到着予定日なども勘案しなければならないでしょうし、以上の価格は検討材料の一つとして参考にしてください。
この記事をご参考にしていただき、ご贈答品としてタイ産マンゴーをお届けしてみてはいかがでしょう。