「タイ北部全県の旅」へ出るにあたり、スコータイ県の地元グルメを調べていると、これまで聞いたことのない料理名に出合いました。
カオピープ(ข้าวเปิ๊บ)です。
この料理を扱っている店はいくつかあったのですが、その中でも群を抜いて評判が高いのは『カオピープ ヤイクルアン』。
どうやらカオピープとは、このお店の創業主であるクルアンさんが考案した料理だそうです。
つまりここが、カオピープ発祥の店!
カオピープ(ข้าวเปิ๊บ)とは?
カオピープとは米粉の生地を、鍋に張った布の上に注ぎ円盤状に広げ、野菜を並べて蒸す料理です。
これをスープで浸して提供されるのですが、軽食といったボリューム感。
野菜のほかにムーデーンも使われていて、いろんな食材が一度にいただけます。
醤油ベースで辛さはまったくないスープだけに、日本人の味覚に馴染みやすい風味。
スコータイ市街地から1時間以上も離れているにも関わらずタイ著名人の写真が壁に並んでいるのは、『カオピープ ヤイクルアン』がそれほど名の知れたお店だからでしょう。
汁無し麺のクイッティアオ ベー(ก๋วยเตี๋ยวแบ)
こちらは汁無しクイッティアオの、クイッティアオベー。
センレックを野菜を蒸し、バナナの葉を敷いたお皿に盛って、ムーデーンやケープムーをトッピングしています。
味付けは砂糖やピーナッツなどを加えたムーデーンのタレ。
甘めの風味なので、マナオを絞って酸味を加えてがっつり混ぜると、引き締まって良い感じに!
ライスペーパーで麺を巻いたミーパン(หมีพัน)
センミーやセンレック、ウンセンを蒸し焼きにして、ライスペーパーで包んだのがミーパン。
中の麺類はさっぱりとした味付けで、ライスペーパーに使われている黒胡麻の風味がいぶし銀の役割を果たし、おやつ感覚でいただけます。
山道を辿ってここまで来たからには、それぞれ少量なので3品すべて味わってみてください。
店名 | カオピープ ヤイクルアン/ข้าวเปิ๊บยายเครื่อง |
営業時間 | 08:00-17:00 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://maps.app.goo.gl/Vnids6TMBQyhNDoM9 |