チェンマイ

チェンマイ郷土料理ナムギアオ|発酵のコクが光る旧市街の名店

北タイを代表する麺料理といえば、まず思い浮かぶのはカオソーイでしょう。
近年は日本でも知名度が高まり、国内のタイ料理店で提供する店も増えてきました。すでに“定番”の地位を確立した一杯です。

しかし、北タイの麺料理でもうひとつ忘れてほしくない存在があります。それがナムギアオ(น้ำเงี้ยว)

タイ北部、とくにチェンマイ周辺で親しまれてきた郷土の味で、赤く染まったスープが目を引く麺料理です。

毎年、コムローイ祭りを扱っています

記事の本編に入る前に告知させてください。
私が運営している旅行会社TRIPULLでは、毎年チェンマイで開催されるコムローイ祭りのチケットを扱っています。
ちなみに、本記事を執筆している2026年は11月24日と25日の2日間。

会場は「CAD」と「ゴルフ場」の2ヶ所をご案内しています。

大仏塔が美しい!チェンマイ開催CADコムローイ祭り

CADコムローイ祭り

無数のランタンが夜空へと浮かび上がる幻想的な光景はもちろんのこと、会場内ではタイ舞踊ショーやクラフトアート展示も行われ、伝統文化にも触れられる構成です。
初参加の方にもおすすめできる、完成度の高いイベントです。

初日開催|CADコムローイ祭りのお申し込み

2日目開催|CADコムローイ祭りおお申し込み

チェンマイ・ゴルフ場開催!CHIANG MAI SKY’S LANTERNS FESTIVAL

コムローイ祭り

会場は「ロイヤルチェンマイゴルフリゾート」。
旧市街地から北へ約1時間。広大な敷地にステージ、食事エリア、灯籠流し会場などが設けられ、スケール感を存分に味わえます。
開放的な空間で一斉に打ち上げられるコムローイは圧巻のひと言。
広さゆえの迫力があります。

初日開催|ゴルフ場コムローイ祭りのお申し込み

2日目開催|ゴルフ場コムローイ祭りのお申し込み

ナムギアオ一筋30年!【ナムギアオ・ルンポン】

さて、ここから本題に入ります。

ナムギアオのスープのベースは、乾燥唐辛子を使ったペースト。
そこにトマトを加えてじっくり煮込むことで、ピリ辛の中にやわらかな酸味が生まれます。
見た目のインパクトに反して味わいは穏やかで、食べ進めるほどに旨味が広がっていく麺料理です。

そのナムギアオを約30年にわたり提供し続けている店が、チェンマイ旧市街地にあります。
老夫婦ふたりで切り盛りする『ナムギアオ・ルンポン(น้ำเงี้ยวลุงพงษ์)』です。

ナムギアオ・ルンポン(น้ำเงี้ยวลุงพงษ์)

木の葉が店の上部を覆い、看板も控えめ。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな、ひっそりとした佇まいの食堂です。

店内にはテーブル席が数席

壁に貼られたメニューを見ると、ナムギアオのほかにゲーンキアオワーン(グリーンカレー)の文字も。
せっかくなので二品頼もうとすると、店主がひと言。

「ゲーンキアオワーンは土日だけだよ」

ナムギアオを作り続ける男性店主
奥さんとの二人三脚で営んでいます

平日はナムギアオ一本勝負。迷いなく大盛りをお願いしました。

辛さもほどよくコク深いナムギアオ

大盛りといっても、量は良識的。
丼の中にはトマトや豚ひき肉が存在感を放ち、その下にカノムジーン(発酵米麺)がたっぷりと隠れています。

ナムギアオ大盛り50バーツ

赤いスープは見た目ほど辛くはなく、味の決め手は「トゥアナオ」と呼ばれる発酵大豆。
これが独特の深みとコクを生み出しています。

トマトの酸味。
唐辛子の穏やかな辛味。
そして発酵の旨味。

それぞれが重なり合い、派手さはないものの、じんわりと身体に染み入る味わいに仕上がっています。
旧市街地で30年。
長く続く理由が、丼の中にきちんと詰まっていました。

店名ナムギアオ・ルンポン(น้ำเงี้ยวลุงพงษ์)
営業時間09:30-15:00
定休日木曜日
Googleマップhttps://maps.app.goo.gl/9vrqL2KExct6Ap15A

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