[料理名]フードコート

屋台飯グルメがとことん楽しめる!アソークの超巨大フードコート

2016-12-17

タイ在住6年目を迎えましたが、バンコク中心部アソークというエリアには知らないところがいまだにあるようです。
激旨!タイ食堂をいつもご覧くださっているMさんからメールを頂戴したことで、そのことを痛感しました。

いつもランチに行くフードコードでちょっと当たりかなと思った店がありましたのでご報告を。
場所は Midtown Asoke ビルの隣なんですが、ここに巨大なフードコートがあるのをご存知ですか?
私は昨年、アソーク勤務4年目にして初めてこの存在を知ってその大きさに仰天しました。まるで体育館です。
外から見るとこんな場所があるとは想像できず、なんでもっと早く知らなかったのだと地団太踏みました。今では週に2,3回は通っています。

いままで激旨!タイ食堂ではアソーク界隈のフードコートを2箇所取り上げたことがありました。

アソークのクイッティアオ屋で見た神業!

アソーク駅から徒歩7分のローカルフードコートでタイ飯グルメ

1つ目のフードコートはアソークの交差点から北へ上がった、ホテル『FURAMA XCLUSIVE』のすぐ隣り。
ここのフードコートに、神業ともいえる素早い手さばきでクイッティアオを茹でる店主がいるという情報を、先に触れたMさんからいただき取材しました。

2番目のフードコートはアソーク交差点から南へ7分ほど。
周辺で働くビジネスマンたちで賑わうフードコートでした。

これらの他に、アソークにはまだフードコートがあったんです。
しかも体育館並みの広大な敷地だというではありませんか!
アソーク勤務4年のMさんでさえ、最近知ったというフードコート。
わたしの触覚が反応しないわけがありません‼︎

Mさんから教えていただいた巨大フードコートは、アソークの交差点からアソーク通りを北上。
10分ほど歩くと左手に現れるMidtown Asokの隣に広がっています。

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わたしもMidtown Asokの前は数え切れないほど通っていましたが、ここにフードコートがあったなんて知る由もなくノーマークでした。
場所の詳細はGoogleマップをご覧ください。

北側の脇道を入ると屋台などが並び、その奥へと歩をすすめると、衣服や下着、アクセサリー、スマホ用品、ラジコンのような物を売っている店まで並んでいます。
ここからさらに奥がフードコートです。
Mさんがおっしゃるように、確かに広い!
幾つもテーブル席が設けられていますが、ランチタイムともなると周辺の人々が押し寄せるため、空席を探すのも一苦労です。

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敷地内には2つのフードコート⁉︎

わたしは店を一軒一軒チェックしながらフードコート内を周遊。
どの店で食べようかと、幸せな悩みを抱えながら品定めしていると、人通りの耐えない通路に出くわしました。
ここはどこへ通じるのだろう…。
そこを抜けてみると、広がっていたのは別のフードコート‼︎

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ここには巨大フードコートが2つも並んでいたんです。
さきほど周遊していたエリアをZoon-1、ここをZoon-2と勝手に名付けることにしました。
ついさっきまでどの店で食べようか迷っていたのに、さらに店舗が増えたものだから、迷うこと甚だしい。
Zoon-2をフードコートを一通り巡り、わたしが決めたのはクアガイのお店です。

サムセンに本店があるクアガイ チョンチーチャー

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クアガイを聞いたこともなければ食べたこともない人もいるでしょう。
クアガイとは太麺のセンヤイを卵や具材と炒めた、B級屋台飯。
これがフードコートにあるとは珍しい。

「うちのお店はサムセンに本店があるんです」

店主に話を聞くとここは支店のようで、本店は旧市街やドゥシット動物園のさらに北、サムセンにあると言います。

きっと有名店なんでしょう。
客足は絶えず、厨房内を見るとクアガイを炒めるフライパンが止まることなく振られ続けています。
出来立てのクアガイからは炒めたばかりの独特な薫りが鼻腔をくすぐり、太麺のもちもちしたセンヤイの食感、弾力ある鶏肉と一致団結し、絶品B級グルメの一皿に仕上がっています。
わたしの手はひと時も止まることなく、さらりと完食!

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【SHOP DATA】
クアガイ チョンチーチャー(คั่วไก่ชลธิชา )
TEL:02-244-8887
OPEN:10:00-14:30(土日休み)
PRICE:クアガイ50B

ガイトートが売り切れた人気カオマンガイ屋

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わたしの胃袋がクアガイだけで満足するはずもなく、次なる標的として選んだのはカオマンガイ屋。
なぜこの店をターゲットとして選んだのかといえば待っている客が並んでいた、ただそれだけです。
わたしの前に並ぶ客が何を注文するのか観察していると、もっとも多かったのが茹でた鳥と揚げた鳥をミックスした、カオマンガイ パソム。
3名ほど並んでいた人たちが去り、いよいよわたしの順番がやってきました。

「カオマンガイ パソム!」

どれほど耳が遠くとも聞こえるよう声を張って注文してみたんですが、店主の女性からは哀しいアナウンスが口をつきました。

「フライドチキンがなくなったの。焼いた鳥でいいかしら?」

さっきまであったのに、寸前で品切れとは切ない!
しかも焼いた鳥に変更させられ、このようなカオマンガイが出てまいりました。
切望していたパソムこそ食べられなかったですが、ここのカオマンガイは素晴らしい。
ひさしくカオマンガイを食べていなかったわたしですが、大満足の一皿です。
でも、ガイトートが食べたかったな…。

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【SHOP DATA】
名も無きカオマンガイ屋
OPEN:6:00-15:00(土日休み)
PRICE:カオマンガイ パソム50B

ランチタイムを過ぎれば揚げ麺終了!?魅惑のラートナー

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Zoon-2で2食も食べたら、Zoon-1を巡るのはさすがに辛い…。
わたしは日を改め、再度この超巨大フードコートを訪れました。
狙いを定めていたのはZoon-1にあったラートナー屋です。
初日にこのラートナー屋の前を通り、女性客が大事そうに両手で抱えている揚げ麺ラートナーを目にし、その美しさに惹かれ実は食そうと試みたんです。
ところが……。

「揚げ麺が品切れになっちゃったの」

時間はまだ13時過ぎだというのに、非情の品切れ宣告。
この店での食事を諦め徘徊していたところ、Zoon-2のフードコートを発見し、クアガイに乗り換えたという流れがありました。

2度目となる超巨大フードコートへの来訪は午前10時30分。
揚げ麺ラートナーの必食を掲げたわたしの意気込みをご理解いただけるでしょう。
ランチ前だけに当然ながらZoon-1内には人はまばら。
ターゲットのラートナー屋の店主は、客席で仕込みをしている最中でした。

「あら、今日も来てくれたんだね」

 

2日立て続けに来店する外国人はさすがに珍しかったのでしょう。
店主は気さくに声をかけてくれました。
揚げ麺の海鮮ラートナーをオーダーすると、奥さんと思われる女性はささっと調理。
ついに念願が叶い、黄金色の揚げ麺ラートナーがわたしの眼下で煌びやかな光を放っています。

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ほのかに表れる甘みと深いコクの黄金色のスープ、こんもりと盛られているのはイカやエビ、空芯菜。
これで55バーツですから、コスパ高いわ!

「他にはパットシーユー(太麺の醤油炒め)やクイジャップもあるよ」

フードコートでお店を開いて4年になると言うこちら。
揚げ麺を狙うならなるべくお早めの来店を!

【SHOP DATA】
OPEN:8:00-13:00(土日休み)
PRICE:ラートナー タレー ミーグローブ55B、パットシーユー40B、クイジャップ40B

締めはマンゴーシェイク!

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この日の目的であったラートナーを食し満足したわたしは、食事の締めとしてマンゴーシェイクを選びました。
アソーク通りからフードコートへ続く通路の入り口にあるシェイク屋台です。
冷え冷えのマンゴーシェイクをすすりながらそびえ立つMidtown Towerを見上げると、雲ひとつない乾季ならではの好天。
タイ飯三昧を満喫したわたしは、マンゴーシェイクを片手にMidtown Asok横のフードコートを後にしました。

【SHOP DATA】
MERMAID
OPEN:7:00-18:00(土日休み)
PRICE:マンゴーシェイク40B

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