バンコクから車やタクシーで小一時間。
北隣りのノンタブリー県にチャオプラヤ−川の中州であるクレット島(เกาะเกร็ด)という島があります。
焼き物で有名で、バンコクから小旅行の感覚で来れる場所として比較的有名ですが、私は初めて訪れました。
このようなところに訪れることになったのは、先日からYindeed MagazineやBangkok Sampoと共同企画で紹介しているナコンパトム県からバンコクへの帰路の途中でふらっと寄り道したところがクレット島だったんです。
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OTOPの品々が並ぶ商店エリア
クレット島への行き方は最後に紹介しますが、中州になっているためチャオプラヤー川を舟で渡ります。
到着したところからみなさんの後ろをぞろぞろと着いていくと、「OTOP VILLAGE CHAMPION」と掲げられた看板が現れ、ここからおよそ1キロほどに渡り商店が軒を連ねるエリアです。
ちなみにOTOPとは
One Tambon One Productの略で、日本語に訳すと「一村一品運動」。
タイの地方を活性化させるためタクシン元首相が始めたプロジェクトで、それぞれのTambon(村)で特産品を創り出しアピールしようという政策です。
クレット島の特産品は焼き物やお菓子。
そういった特産品をはじめいろんな商店が所狭しと並んでいます。
「所狭し」という表現は比喩でもなんでもなく、看板から島の奥へとすすむと通りが細い!
人が行き交うのがやっとの場所もあれば、行き交うことすら出来ない「人間一方通行」と言いたくなるような激細になる道があったりと、人間ですら「所狭し」と歩を進めていく商店エリアです。
この密着感というか、密集感がまたいい。
肩を前に出し、前から来る人を交わしながらすすむ。
これが、4〜5人が横に並んで歩いても誰ともぶつからないような広い通りだったら、なんだか味気ない。
カノムジーンが旨い!
「飯を食おう」
腹が減った男3人は、なんの前情報もないクレット島で、適当に見つけた川沿いのタイ飯屋を選びました。
御座タイプの食堂で、頬を撫でるチャオプラヤー川の風が心地いい。
我々が何の気なしに選んだのがこちらのメニューです。
イサーン料理屋かと思いきや、北タイ名物カオソーイまで揃っている。
ガイトー(鶏のから揚げ)やソムタムといったイサーン料理を注文したものの、周りを見渡すとカノムジーンを食している方々が多く、彼ら彼女らに見習いカノムジーンもチョイスしました。
これが当たり!
ソムタムやらガイトーはふつうでしたが、カオソーイが旨いんです。
クレット島での激ウマなカオソーイとの出会い。
想像を越えた思いも寄らない出会いこそ、旅の醍醐味の1つではないでしょうか!
後日、タイ語でクレット島のタイ飯屋を検索してみたら、他にもカオソーイが旨いと評判の店があったので、クレット島は知る人ぞ知る「カオソーイが旨い島」なのかもしれません。
商店エリアを抜けると、目の前に広がるのは島の原風景。
レンタル自転車があり自転車で島を回ることもできるようですが、私たちはそのような爽やかなサイクリングとは無縁でございますので、バイクタクシーに乗り島の風を感じることにしました。
そのときに撮影した動画をどうぞ!
クレット島への行き方
島へ渡る舟は「Wat Sanam Nuea(วัดสนามเหนือ)」というお寺から出発しています。
バンコク中心部からこのお寺までタクシーで行くと200〜250バーツ程度でしょう。
クレット島は以下の記事でも紹介しています。
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