チュラで初めてクアガイを食べてからというもの、B級感あふれるこのタイ料理に魅せられました。
とはいっても、クアガイをメニューに揃える店を見たことがなく、一度食べたっきり日々は過ぎ。
他店でもクアガイを食べてみたいという切なる想いは、バンコクからおよそ700km離れたチェンマイで叶うことになるとは、人生って分からないものです。
2011年にニマンヘミンでスタート
私が逗留したのはニマンヘミン。
「にまんへみん」とキーボードで打ち込み変換したら、「ニマン屁民」と表示されたのは、ニマンヘミン界隈に住む方々にとって遺憾ではないでしょうか。
ニマンヘミンは古都チェンマイの中でも新しい店や洒落た店、夜はパブなどが多く開き若者に人気のエリアです。
しかも美味しい店が続々と現れているようで、“小洒落た”という単語とは無縁に生きてきた私ですが、旨い飯を求めニマンヘミンに宿泊することにしました。
ニマンヘミン到着後、私が一目散に向かったのが冒頭で取り上げたクアガイの店。
店名そのまま、2011年にオープンした『クアガイ ニマン』です。
場所に迷ったら、ボディコンのご洋服を着た人形を目指してください。
北タイカレーもオーダー
昼どきだったとはいえ、私が来店したときは店内は満席。
テラス席がかろうじて数席空いているような状況でした。
ここの名物はもちろんクアガイなんですが、鉄板に乗せられているのがポイント。
私のもとへやって来た鉄板クアガイは、熱々の鉄板で「ジュー!」と旨そうな音を立てています!
鼓膜から旨さを感じさせ、次に香ばしい薫り。
それらを十分楽しんだあと、熱々のクアガイを頬張ります。
いやぁ、たまりませんよ!
麺はセンヤイ(太麺)、具材は鶏、イカ。
トッピングされた半熟卵の存在感は大きいです。
クアガイでヒートアップした私は、北タイカレーもいただくことに。
誰かバンコクで鉄板クアガイを!
北タイカレーはマッサマンカレーとは異なり、クセはなく辛さも抑えられているので食べやすいですね。
ただ『クアガイ ニマン』の北タイカレーは独特。
きっと使っているスパイスで個性を光らせているのでしょう。
この鉄板クアガイはバンコクでも絶対ウケるはず!
なぜ誰もやらないんですか!?
誰かやっているけど私が知らないだけですか!?
【SHOP DATA】
「クアガイ ニマン(คั่วไก่นิมมาน)」
TEL:082-180-1177
OPEN:9:00-20:30
ADDRESS:Sai Nam Phueng Alley, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
PRICE:クアガイ(鉄板)70B、クアガイ(器)50B