カオマンガイ業界に新風を吹き込んだ存在のひとつは、『ジュブジュブカオマンガイ』といっていいでしょう。
これまで誰もやったことがなかった4種盛りカオマンガイを世に放ち、日本人の多くも虜にさせた画期的なカオマンガイです。
4種盛りが現れてからというもの、ときおり3種盛りのカオマンガイを見ることが増えたような気がしています。
といっても、3種盛りを提供しているのはまだ少数ですので、これから増えていく可能性を秘めているでしょう。
まだまだ少数の複数盛りカオマンガイですが、プロンポンからそれほど離れていない場所で、ボリューミーな3種盛りを出している店を見つけました。
ビッグナイトガイトーンは24時間営業
私が個人的に「ローカルグルメ激戦区」として認定しているのが、クロントゥーイ市場近くのラマ4世通り沿いです。
巨大市場があるためなのか、この界隈には渋い店がいくつもあるので、その一部を動画に収録し私のYouTubeで公開しています。
動画で紹介した店舗だけではなく他にもたくさんあるので、1人でもこの辺りをちょくちょく訪れ、こっそり舌鼓を打っている次第でございます。
とある店で独り飯を終えたあと、バイクにまたがりラマ4世通りを走っていると、今まで見たことがない店舗が目に留まりました。
赤や黄色を使い派手に仕上げた看板がかかっていて、ショーケースには蒸し鶏がぶら下がっている。
店名は『ビッグナイトガイトーン』。
地鶏を使ったカオマンガイ屋のようです。
看板をもう一度確認すると、そこに書かれていたのは「24時間営業」。
眠らないカオマンガイ屋がラマ4世通りに出店していました。
スープも付いた3種盛りカオマンガイ
スタッフに聞くと、『ビッグナイトガイトーン』がオープンしたのは2年ほど前だと言います。
カオマンガイのメニューは蒸し鶏や揚げ鶏だけではなく、ガイヤーンまである。
しかも、この3つをすべてトッピングすることができると言うではありませんか。
ここで3種盛りカオマンガイに出会うことができました。
4つほどしかテーブル席がないほど狭い店内なのに、なぜか巨大な水槽が居座っているのはご愛嬌。
しばし水槽を泳ぐ魚たちを眺めていると、3種盛りカオマンガイが運ばれてきました。
ステンレスの皿にはしっかりと色のついたご飯が盛られ、3種の鶏肉たちが存在感を誇示しています。
スープも皿に居場所を与えてもらっているため、より豪華に見えるというもの。
中央でどーんと構えているのはガイヤーン。左隣に蒸し鶏、右隣にガイトートという並びです。
肉厚のガイヤーンはジューシーで、ガイトートはサクッとした衣に感銘を受け、蒸し鶏は脂身が少なく地鶏ならではの食感がたまらない。
それぞれの鶏肉に合わせて付けダレが3種あるのも用意周到じゃないですか。
お値段は120バーツと、カオマンガイにしては少々お高めですが、一挙に3種の鶏肉を味わえるのはありがたき幸せ。
24時間休まず営業しているので、時間を気にせず来店できるのも助かります。
【ビッグナイトガイトーン】は支店あり
ロゴなどがきちんと作られていることから、ひょっとしたら1店舗だけではないんじゃないかと推察。
食事を終えてから調べてみると、オンヌットに支店を構えていました。
オンヌット通りから少々距離があるので至便とは言い難いですが、この辺りにお住いならいいかも。
店名 | ビッグナイトガイトーン/บิ๊กไนท์ไก่ตอน พระราม4 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://maps.app.goo.gl/dsRpvpduJx59CFMJA |