有名な観光名所をいくつもあるカンチャナブリー県ですが、2017年9月初旬に訪れたのは日本語の情報がほとんどネット上に出ていない、ピロック(Pilok)という小さな町でした。
ピロックについてはタイ旅行メディアTRIPULLで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
目次
現地の人が推すタイ料理店『クルーアジェーニー』
この町はこじんまりとしてて、歩いて周っても20分程度で見終わってしまう規模。
宿泊施設は10軒以上ありますが、飲食店は数店舗しかなく、どこで飯を食べるのかで悩むことはほとんどないでしょう。
しかしながら、ピロックに住んでいる方々の間ではおすすめ店はあるようで、私が現地の方に薦めていただいたのは『クルーアジェーニー』でした。
ミャンマーから仕入れたカニやエビ
木造で味のある雰囲気を醸した『クルーアジェーニー』は、夕刻になると満席が続き、ピークタイムには空席を待つ人が路上に立っているほど。
さすが現地の人がおすすめするだけに目を見張る客数です。
店員の女性に話を聞くと、料理で使っているエビやカニはミャンマーから仕入れた素材だと言います。
ミャンマー国境近くという、地の利を活かした食材を使ったメニューから私が選んだのは以下4品です。
プーダム パッポンカリー(ปูดำผัดผงกระหรี่)
プーパッポンカリーを注文する際、「プーマー」か「プーダム」の2種類からカニを選べます。
どちらがどうなのかさっぱり分からないのでスタッフに尋ねると、「プーマーの方が大きいわよ」というので「プーマー」を選んだら、隣席のおっちゃんが「プーダムの方が旨いぞ!」とおっしゃるので、「プーダムパッポンカリー」にしました。
卵を使わない昔ながらのパッポンカリーに仕上がっており、脂も少なめ。
スパイスの味がくっきりしていて、カニの食べ応えもあり旨い!
クンオップ クルーア(กุ้งอบเกลือ)
「エビの塩蒸し」と名付けられた一品。
こちらのエビもミャンマー産です。
これだけ盛られて180バーツだからコスパ最高!
プラーフアユン(ปลาหัวยุ่ง)
揚げているのは小魚。
箸休めにポリポリ食べながらビールをぐび。
ゲーンクアプー(แกงคั่วปู)
カニのカレーですが、プーパッポンとは異なっています。
スープはスパイシーで汗腺を刺激。
汗を流しつつ、カニとタケノコをいただきました。
食事している間ずっと満席が続き、閉店近くの19時半ごろまでそのような状況でした。
早めの時間帯(17時〜18時)に来店しなければ、空腹を抱えたまんま路上でひたすら待たされるという、悲惨な目に遭う可能性もございますので、あらかじめご注意ください。
【SHOP DATA】
「クルーアジェーニー(ครัวเจ๊ณี)」
TEL:089-515-3528
OPEN:7:00-20:00
PRICE:プーダム パッポンカリー250B、クンオップ クルーア200B、プラーフアユン60B、ゲーンクアプー150B