私はクイッティアオ(タイラーメン)よりもバミー(中華麺)のほうを好んでいる、というのは何度かブログで書いておりますが、その嗜好は記事に如実に表れ、昨今クイッティアオの店を取り上げることが少なくなってしまいました。
先日アップしたラマ4通りのホイール屋さんのクイッティアオの記事は、いつ以来だったかな。
エカマイ『アルンワン』の立地場所
バミー好きである私が今回訪れたのは、エカマイ通り沿いのお店です。
こんな分かりやすい場所にあるというのに、これまで取り上げていなかったとは、私の目も節穴!
エカマイ通りのソイ15入口の角に立地しています。
エカマイ駅から徒歩だと20分はかかると思うので、バイクタクシーがおすすめです。
『アルンワン』が創業したのは西暦1963年。
今年で53年を迎えた老舗です。
看板に漢字名があるように創業者は中国から渡って来た華僑で、現在はお孫さん(?)にあたる女性がボーイフレンドとともに継いでいます。
優しさを感じるスープの奥深さ
バミーが美味しいと聞いてはいましたが、汁なしか汁ありで迷ってしまう。
過半数が埋まっている客席を見渡し、タイ人客をチェックしてみると、汁ありのほうが多数。
彼らの嗜好に従ってみるべく、汁ありバミーと、もち米を腸詰にしたカオニャオをオーダーしました。
一口スープを含む。
さらりとしながら、際限ない奥の深さが舌を驚かせる!
旨い!
これは旨い!
煌びやかなバミー麺も絶品で、トッピングにはレタスと2種類のワンタンが活躍し、至極の一杯です。
カオニャオは甘いタレに付けていただきます。
まさかのバミー麺品切れ!?
2品を食べきったのに私の満腹中枢は「まだいけまっせー」と声を上げています。
食べ終わり、間髪なくオーダーしたのはバミー汁なし!
「ごめんなさい。バミー麺が終わっちゃったんです」
ガーン!ガーン!ガーン!
まさかのバミー麺終了告知。
時計を見ると14時30分。
15時で閉店を迎えるので仕方がないといえば仕方がない。
麺品切れの知らせを受けた私は、何を思ったかモツの盛り合わせをチョイス。
旨そうではありましたが、バミー汁なしの代わりがモツってどういうこと!?
我が神経回路を疑うオーダーでしたが、ニンニクが効いたモツたちは臭みはなく、歯ごたえもちょうどよく、満足度高し!
『アルンワン』のイチオシは、豚の臓物が入ったスープ「トゥーファン」だそうです。
トゥーファンといえばかなり以前にラマ4通りのお店を紹介したことがあります。
ちょうど一年前に同じメニューを置く店に来店していたなんて、トゥーファンとの不思議な縁を感じます。
なにわともあれ、次回はトゥーファンと汁なしバミーを食べるぞー!
【SHOP DATA】
「アルンワン(อรุณวรรณ)」
TEL:02-392-5301
OPEN:9:00-15:00(月3日程度の不定休)
ADDRESS: 293, Soi Sukhumvit 15, Sukhumvit Road, Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110.
PRICE:バミー60B、カオニャオ40B、