スクンビット・ソイ20にある“悪魔のガイトー”を紹介してくれた隠密読者から、LINEで連絡がありました。
スクンビット・ソイ15の『Yong Lee』と同じ店名の店がソイ39にあります。
あれは姉妹店ではないでしょうか?
『Yong Lee』といえば以下の記事で取り上げた店です。
ソイ15のHOOTERS(フーターズ)すぐそばに激旨食堂あり!「Yong Lee」
タイ中華屋でありながらタンシチューを置くという個性的な店。
この『Yong Lee』がソイ15で、もう一店舗がソイ39。
BTSの駅なら1つしか離れていない距離です。
姉妹店なのか?
それとも『ヘンチュンセン』のときのように関係性はないのか?
隠密読者とともにソイ39の『Yong Lee』へ訪れたのは18時ジャストです。
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立地しているのは、スクンビット・ソイ39を入って数十メートルほどの右手。
近くにあるのは『うなぎの中村屋』やセカンドハンドの店『TOKYO JO』といった日系のお店が多く立ち並ぶ一角です。
日本人居住エリアにぽつんと佇んでいる『Yong Lee』は、ソイ15の喧騒の中で佇む別店『Yong Lee』とイメージがかぶります。
年季が入った外観と店内。
メニューを見ると創業2487年(仏暦)、西暦に換算すると1944年なので、創業して70年以上が経っています。
ソイ15の『Yong Lee』は創業80年とおっしゃっていたので、39のほうが新しい店になるのでしょうか…。
ただ創業70年といっても天井にミラーボールを吊るすなど、前衛的な面も垣間みれます。
メニューを覗き込むと、ソイ15の『Yong Lee』と同じくタンシチューがあります。
これはやはり姉妹店か!
タンシチューのほか、我々がオーダーしたのは以下のメニューです。
どれもこれも秀逸な料理ばかりで舌が大喜び!
その中でもキラリと光る独創性を感じたのは、甲羅に入ったカニの身を卵で覆って焼いたプージャーという一品。
こんな独創的なアイディアは、何をヒントにしたんだろうか…。
タンシチューはソイ15のものとは味付けがかなり異なっていて、姉妹店のようには感じられません。
お店を切り盛りしているのは2人の女性。
忙しそうにしている合間を見つけ、核心部分に切り込んでみました。
ーーここって支店とかありあすか?
「いや、ないよ」
ーーソイ15に同じ店名の店がありますけど?
「関係ないない」
きっといままで同じ質問を幾度かされたんではないでしょうか。
「ソイ15の」と私が言うと、すぐに全否定。
ということで、どうやらソイ15の『Yong Lee』とは関係がなさそうです。
きっと当時流行った店名で、いまでも残っているのがこの2店舗だけなのかもしれません。
憶測ですが……。
【SHOP DATA】
「Yong Lee」
TEL:02-258-8863,02-258-8313
OPEN:10:00-20:00(日曜日休み)
ADDRESS:10/4-5, Sukhumvit 39 Road, Khlong Toei Nuea, Khet Wattana, Bangkok, 10110
PRICE:プラーガポン パック プリック80B、プーパッポンカレー140B、タンシチュー100B、プージャー140B