エカマイ通りは小洒落た店が多く、私には無縁の“ハイソな薫り”を感じることができる通りです。
夜になるとディスコ『Funky Villa(ファンキービラ)』や『ナンレン』に繰り出す若人たちが沸々と現れ、そういった姿を見ているとこれまた“私とは無縁”であることを痛感するわけです。
しかしです。
エカマイ通りには旨いタイ料理屋が意外ながら多く、知名度でいえば『サバイジャン ゲップタワン』。
観光客も訪れる人気イサーン料理屋です。
超有名店なので私のブログで紹介する必要もないと勝手に思っているのですが。
その他、エカマイ通りの入口には『Banrie Bai Ka Prao Bork』という24時間営業のタイ料理屋があったり、巨大鍋でスープを滾らせタイ人客で毎日溢れるクイッティアオ屋『ワッタナー パニチ』、後日紹介したいバミー屋『バミーカイ・ルンチュアイ』、エカマイ通り最奥に立地する、これまた後日紹介したいチムチュム屋など、バラエティーに富んでいる通りでもあるのです。
これだけ錚々たるメンツが並んでいると、少々旨い店ぐらいでは目立たないでしょう。
今回私が訪れたのはまだ創業6年という『パッタイ エカマイ』です。
辛さはなく、香草もトッピングされていないタイ料理だけに日本人にも人気ですが、意外ながら専門店が少ない。
エカマイ界わいだとトンロー通りの『ホイトート チャウレー』しか知りません。
他にご存知の方がおられましたらぜひご一報を!
比較的新しい店だけあり店内に掲げられているメニューがオシャレ。
私は80バーツのエビ入りパッタイをオーダーいたしました。
まずはエビのプリプリ感に襲われ悶絶(笑)
モチモチとした麺を夢中でいただいていたら、瞬時に皿はからっぽに!
「日本人のお客さんもときどき来てくれますよ」
食事後、店主のポーさん(左)に伺うとそう話してくれました。
そして彼女が発した次の言葉に驚愕!
「『ゲートウェイ』の4階に支店があるんです」
創業6年で多店舗展開しているパッタイ屋とは…。
メニューはほとんど同じらしいですが、ゲートウェイ店には川エビのパッタイはないそうです。
話しながら壁のメニューを眺めていたら、麺の種類が書かれたところに見たことのない麺の名前が。
「Fried Wonton(フライドワンタン)」
どんな麺なのか…。
食べずとも見てみたいとポーさんにお願いしましたが、品切れだとのこと。
メニューには写真が掲載されていたので、コチラでご勘弁ください。
場所はエカマイ通りソイ19の近く。
駅から離れているため、来店にはバイタクかタクシーが必須。
アクセス重視なら『ゲートウェイ』店がベター。
【SHOP DATA】
「パッタイ エカマイ(ผัดไทเอกมัย)」
TEL:082-022-5000
OPEN:24時間営業
ADDRESS: 303/4 Soi Sukhumvit 63, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
PRICE:パッタイ50B