ひさしぶりにパッポン通りを歩いてみました。
激しく様変わりするバンコクですが、パッポンはほとんど変わることなく、胡バッタ物を売る雑多な露店の数々、マッサージパーラーへいざなおうとする胡散臭い呼び込み、寂れたゴーゴーバーなど。
がやがやしているけど落ち着かせてくれる場所でもあります。
シーロム界隈にムーガタ屋は他にはない?
ここから歩いて2分ほどの場所にムーガタ屋があるのをご存知ですか?
『The Thai seafood kitchen』というタイレストランです。
繁華街に立地している珍しいムーガタ屋の一店舗でしょう。
具材のラインナップを見てみましょう。
ムーガタを食べながらMPに吸い込まれていく人を観察
たっぷりと盛った炭火からは「カチン!カチン!」と威勢のいい音が響いてきます。
タイ人が食べるムーガタを見ていると、肉を鉄板上に次から次へと乗せ、鉄板が見えなくなるまで肉を盛る。
実に巧妙な技術です。
真似しようとやってみるのですが、鉄板から滑り落ちて肉が汁エリアにどぼん!
まだまだ未熟者だと思い知らされる瞬間です。
さすがパッポン通りから近いだけあり、この店のすぐ隣はマッサージパーラー『JC Massage』が煌びやかなネオンを輝かせています。
ときおりインド人のような男性が吸い込まれているのを見かけました。
※2017年4月追記
JC MASSAGEは閉店しました。
ムーガタには珍しい生卵もあり
来店しているお客さんは、周辺のマッサージ屋の従業員がほとんど。
時間帯が21時ごろだったので閉店後に食べにきたのかもしれません。
午前1時を過ぎる、夜蝶の割合がグッと高くなるのもパッポン界わいだからこそ。
「The Thai seafood kitchen」ではムーガタ屋では珍しく生卵がありました。
我々はそれらを大量に溶いて投入。
生卵がスープを吸ってふんわりと固まり、なんと柳川鍋のようなメニューに様変わり。
これ、いけます。
お薦めします。
しこたま食べ清算しようと従業員を呼びました。
金額を聞いて、なにかが違うような…。
「これ、どういう内訳?」
「外国人は300バーツ、タイ人は120バーツ」
我々は日本人2名とタイ人1名だったので、食事代だけで720バーツ!
なんと外国人料金が設定されているムーガタ屋だったんです。
いままで何度か来ていますが、大人数だったのでお会計をさほど気にしていなかったんですが…。
電車に乗って食べに行くのが億劫なら、高い料金を支払ってここで食べるのも悪くないかも。
最後にご登場いただくのは、お店に寄り付いていた猫です。
【SHOP DATA】
「The Thai seafood kitchen」
TEL:085-333-3865
OPEN:10:30-03:00
ADDRESS:Thanon Surawong, Bang Rak, Bangkok 10500
PRICE:ムーガタ300B(タイ人120B)