私が思春期を過ごしたのは1980年代。
この頃はGuns N' Roses (ガンズアンドローゼス)やAerosmith(エアロスミス)、Mötley Crüe(モトリークルー)といったハードロックバンド全盛の時期で、私もご多分に漏れずそういった音楽に傾倒し、ギター小僧となったあげくバンドまでやっていました。
ハードロックな思春期を過ごしたわりに、人間性はまったくハード(硬派)にならず、軟弱な男になったのは皮肉であり笑い話です。
サイアムの『ハードロックカフェ』に初来店!
思春期とハードロックの話しはさておき、ハードロックに傾倒したにも関わらず、ハードロックの名を冠し、日本に6店舗、タイに4店舗を構える『HARD ROCK CAFE』に来店したことは一度もありません。
来店することを頑に拒んでいたわけでもありませんが、改めて考えてみるに、「HARD ROCK」と「CAFE」という、私が思うに二律背反している単語が並列されていることへ、言い知れぬ違和感を感じていたことがあったのではないかと思う訳です。
ハードロック思春期をとうに過ぎ、数十年。
私が初めて『HARD ROCK CAFE』 へ来店することを決心したのは、この店にとんでもないタイ料理があると聞いたからでした。
タイで展開している『HARD ROCK CAFE』は、先に触れたように4店舗で、バンコク、パタヤ、プーケット、サムイ島に出店。
バンコクの『HARD ROCK CAFE』はサイアムスクエアに立地し、最寄り駅はBTSサイアム駅です。
『ハードロックカフェ』の店内にはロックスターたちのギターが!!
これまでの人生で、一度も扉を開いたことがなかった『HARD ROCK CAFE』。
扉を手をかけただけでちょっぴりドキドキしたのは、思春期のころの自分がひょっこり顔を出したからかもしれません。
恐る恐る扉を開けて店内へと歩を進めると、店内に掲げられていた“とある物”の数々に目眩が!!
壁に飾られていたのはスーパースターロックミュージシャンたちのギターの数々です。
白人の客たちはギターに目もくれることもなく飯を食ってますが、私は取材すら忘れギターに目を奪われっぱなしです。
分かる人には分かると思うので、それぞれのアーティストの説明は割愛しギターを紹介します。
ERIC CLAPTON(エリッククラプトン)
KEITH RICHARDS(キースリチャーズ)
CHEAP TRICK(チープトリック)
NANCY WILSON(ナンシーウィルソン)
PAUL STANLEY(ポールスタンレー)
VAN HALEN(ヴァンヘイレン)
THE BEATLES(ザ・ビートルズ)
GUNS N' ROSES(ガンズアンドローゼス)
上記アーティストを聴いてこられた方なら、ギターを見ただけでワクワクする方もいるんじゃないでしょうか。
私はワクワクどころではありませんでした。
大興奮です!
白人客は誰1人として一瞥することもなく、安寧と飯が食えるのか不思議ですわ!
370バーツオーバーのカオマンガイ登場!
長々とロックミュージシャンのことばかり書いてしまいましたが、そろそろ本題に入らないとブログ読者が離れてしまう……。
『HARD ROCK CAFE』 にタイ料理メニューがあることすら知らなかったのですが、ここにあるカオマンガイが目玉が飛び出るほど高いと聞いたのが、来店のキッカケでした。
正式にはカオマンガイではなくシンガポールチキンライス。
これまで記事で取り上げた中で、もっとも高額なシンガポールチキンライスは、シーロムの『モンティエンホテル』
内にあるレストランの280バーツ(税・サービス料抜き)です。
私は記事内で「タイ国内で最高額か」と書いちゃいましたが、世間知らずでした。
それを上回る奴が『HARD ROCK CAFE』です。
お値段320バーツ(税・サービス料抜き)!!
税とサービス料を含めると370バーツを超えるわけですから、現時点でのレートで換算すると1000円オーバー!!
プリプリとした鶏肉、ほどよい味わいのご飯、玉子豆腐入りのスープと、さすが最高額の値をつけるだけはある。
カオマンガイ好きならば一度ぐらい、清水の舞台から飛び降りるように大盤振る舞いして食べてみてはどうでしょうか。
マネージャーの女性に話しを聞くと、タイで出店した『HARD ROCK CAFE』はバンコクが一店舗目で、オープンして25年も経っているそうです。
シンガポールチキンライスの他、メニューにある純粋なタイ料理はパッタイだけで、他にタイスタイルシーフードスパゲティ(400バーツ)、テリヤキサーモン(520バーツ)などのアジアンフードが掲載されていました。
殿堂入りロックミュージシャンのギターだけでも目眩がするのに、370バーツというカオマンガイ(シンガポールチキンライス)まで揃えている『HARD ROCK CAFE』。
脳内でエンドルフィンが大量に生成されました!
激旨!タイ食堂オフ会情報
第二回となる激旨!タイ食堂オフ会は、8月13日(土曜日)に決定しました。
今回は、バンコクで独自の記事を配信するYindeed Magazineとの合同オフ会です。
内容は以下の記事で紹介しています!
「激旨!タイ食堂」×「Yindeed Magazin」共同オフ会開催のお知らせ
【SHOP DATA】
「ハードロックカフェバンコク(HARD ROCK CAFE BANGKOK)」
TEL:02-658-4090
OPEN:11:30-01:00(無休)※毎夜21時からライブ演奏あり
ADDRESS:424/3-6 Siam Square Soi 11 Pathumwan,Bangkok 10330
PRICE:シンガポールチキンライス320B(税・サービス料抜き)
FACE BOOK:https://www.facebook.com/hardrockbangkok/?fref=ts