およそ3年ぶりにアユタヤへと行ってきました。
前回訪れたのは2012年。
この年の前年、タイは未曾有の大洪水に見舞われアユタヤも甚大な被害を被った年でした。
1991年にユネスコから世界遺産登録されたアユタヤ。
この街にはどんな旨み店があるのか。
不定期で数回に渡り"アユタヤの旨いタイ料理店”を取り上げていきます。
アユタヤに来たならまずは定番の遺跡巡り。
私は1日280バーツのレンタルバイクを借りて、乾期に入ったアユタヤ中心部を走って回りました。
目次
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(WATYAICHAIMONGKHOL)
アユタヤの数ある遺跡の中でも代表的なもので、ほとんどのアユタヤツアーに組み込まれている遺跡です。
高さ72メートルの仏塔は、何度見ても感嘆させられる存在感。
チャオプラヤー川のリバーサイドにある『Baan Mai Rim Naam』
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンを後にした私は、バイクを飛ばしとあるタイ料理店へと向かいました。
“アユタヤ旨い店ツアー”の第一店舗目に選んだのは、川沿いのタイ料理店『Baan Mai Rim Naam』。
日本のガイドブックに載っているのかどうかは知りませんが、タイ人には定評があり、特に川エビの炭火焼きが旨いと誰もが口を揃えて評価するタイ料理店です。
もともとアユタヤは川エビが有名で、グン・メナーム・パオ(川エビの炭火焼)をおいている店は多いのですが、数ある中でも評判を勝ち取っているあたり、実力を感じたわけです。
『Baan Mai Rim Naam』はリバーサイドに立地にしていることから、一番人気は川沿いの席。
川から運ばれる心地よい風に包まれ、雄大な川を眺めながら食事できるのは贅沢です。
透明感のある身とたっぷりの海老ミソの川エビ炭火焼き(クンパオ)
私がオーダーしたのはプーパッポンカレーと川エビ炭火焼き。
川エビの値段が記載されたメニューは、数字が書いてあるとはいえ日本人には分かりづらいでしょう。
下段の
ประมาณ 2.5ขีด=500บาท
数字だけみると2.5kgで500バーツか? と思わせるような表記ですが、訳すと
2.5キート=500バーツ
です。
1キートは100gの単位なので、250グラム=500バーツとなります。
250グラムはおよそ1匹だから、1匹が500バーツと考えていいでしょう。
そして運ばれてきた川エビさん!
ばっつり半分に割られた殻の中には、盛り付けされたような透明感のある身が鎮座し、殻自体が器にすら見える素晴らしさです。
さすがに1人で何匹も食べられるはずもなく(金額的に)、オーダーしたのは1匹だけです!
身の弾力といいプリプリ感といい、これほど旨い焼きエビに出会ったことがあるか、と問われれば首を傾げしばらく思案しなければならないでしょう。
川エビの新鮮さや独自の旨さはもちろんのこと、焼き具合は抜群にいい。
身の旨さに打ち拉がれたら、次はエビのミソでノックアウトされてください。
私は一瞬でKOされました。
1匹500バーツは妥当です。
「たくさん焼いたエビが出てくるから、こっちを写真に撮って!」
厨房から運ばれてきた6匹もの川エビの、撮影許可をくださったのは店主のガイさんです。
「この場所ではまだ4年ほどだけど、以前はここから100メートルほど離れた場所で10年ぐらいやっていたわよ」
タイ人のほか、中国人、台湾人、日本人、欧米人と観光で訪れるほとんどの人種が来店すると言います。
アユタヤで川エビ炭火焼きをどこで食べるか迷ったら、候補に入れてもらいたい一店舗です。
バンコクからアユタヤまではチャータータクシーがお得!(1台2,600バーツ)
アユタヤまでの移動手段でお手軽なのはチャータータクシーです。
ツアーのように待ち合わせ時間などが決められていないので、一人でも数名での旅行でも、自分たちのプランで動けるのが利点。
4名乗りセダンタイプのチャータータクシーで、バンコクからアユタヤまでの小旅行を楽しんでください!
詳細は以下のリンクにてご覧いただけます。
【SHOP DATA】
「バーンマイ リムナム (บ้านไม้ริมน้ำ)」
TEL:035-211-516,084-329-3333
OPEN:10:30-21:30(無休)
ADDRESS:Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya
PRICE:川エビ(250g)500B、(300g)600B、(400g)800B、(500g)1000B
FAECE BOOK:https://www.facebook.com/BaanMaiRimNum/