2020年2月17日追記:このお店は2020年1月に閉店し、店主はチェンマイに戻ったとのことです。
私はバミー(中華麺)が好きなのですが、私と同等、もしくはそれ以上にバミーが好きな方がいます。
このブログで何度も登場しているYindeed Magazineの明石氏です。
彼が書いた記事の中にもおすすめバミー屋もありますので、チェックしてみてください。
ちなみに、私は彼が書いた記事のバミー屋はまだ未体験なんですが…。
アソーク駅から徒歩3分!
そんなバミー好きの彼から連絡が入りました。
今回紹介することになったの店は、彼が気になるというバミー屋台です。
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「アソーク駅の近くに行列が出来るバミー屋台があるんですが知っていますか?」
このメッセージとともに、屋台の前に行列が出来ている写真までも付けられていました。
場所はBTSアソーク駅の6番出口を目指し、階段を降りてソイ23の入口の方向です。
高架上にあるBTSアソーク駅からだと、アソーク通りを超えて左手の階段を降り、そこからソイ23に向かえばドンピシャ。
途中、日本人経営の「BLEZクリニック」が見えてくれば正解です。
5分も歩けば到着するでしょう。
意気揚々と来店したらまだ準備中……
バミーを食べる気満々で私が屋台に伺ったのは午後4時ごろだったのですが、お店は絶賛準備中でして……。
――何時からお店は始まるの?
「17時からだよ」
空腹絶頂で来店したのに、屋台内で準備に追われていた女性店主は残酷な現実を突きつけてくれるではありませんか!
せっかく来たのだから、繁忙時間を迎える前にインタビューだけでもしておこうと画策。
表で準備している男性に話しを聞くことに。
「うちはもう33年やってるよ。今の場所になってからは20年。それ以前は少し離れた場所でやっていたんだ」
バミーの他にカオムーデーンやムーゴップ(揚げた豚)などもあるこちらの屋台。
なんとチェンマイに支店もあるといいます。
一通り話しを聞いたあと、開店時間の18時に再訪いたしました。
バミーだけじゃなくカオムーデーンムーゴップも旨し!
時間は18時。
テーブル席はすべて埋まっていて、相席です。
仕事終わりの時間帯ということもあり、歩道を行き交う人が多い!
彼らの腰あたりに視線があるわけですが、往来する人々をこの視線で眺めるのは嫌いじゃありません。
むしろ好きです。
ほんとうは無数の往来をぼんやり眺めながら、片手にビールがあれば最高なんですが。
そんなことを考えながらぼんやりと往来を眺めていると、汁無しバミー(バミーヘン)のご登場です。
麺は細麺、ワンタンは豚ミンチ肉が包まれています。
バミーの汁無しには2種類あり、店側が丼の底にタレを仕込ませているものと、タレを仕込ませず客自身の手によって卓上の調味料で味付けするものです。
『バミーギアオ アソーク』の汁無しバミーは後者。
自身で酢やナンプラーを調味しかき混ぜます。
ワンタンはほんのりとした甘みが感じられで絶妙、細麺のバミー麺も旨い!
さらに、別皿で提供されたスープもイケる。
煮込まれた大根が入ったスープは、色は濃いですが味はさほど濃くもなく、私好みの味付け。これならきっとスープ有りバミーも期待できるでしょう!
これらを食べて、私の中でスイッチが入りました(笑)
続いてオーダーしたのはカオムーデーン・ムーゴップ。
カオムーデーンとムーゴップの2種類の豚肉が盛り付けられた飯ものです。
ムーデーンの肉は柔らかく、タレは甘過ぎず独特の風味もあってイイ!
ついさっきバミー麺を平らげたとは思えないがっつき具合になったのは、私が大食いだからではなくカオムーデーン・ムーゴップが旨いからなんですよ!
昨今、バンコクでは屋台の取り締まりが強化され、名物屋台街がどんどん減っています。
アソーク中心部の雑踏の中で営業する『バミーギアオアソーク』。
取り締まりの対象になることなく、いつまでも営業してほしいと願うばかりです。
【SHOP DATA】
「バミーギアオ アソーク(บะหมี่เกี๊ยวสถานีอโศก )」
TEL:081-925-5076
OPEN:17:00-21:00(日・月曜日休み)
PRICE:ワンタン入りバミー60B、バミー50B、カオムーデーンムーゴップ60B、カオムーデーン50B